1―3月期 中小企業動向調査
【全県】 日本政策金融公庫大津支店(大津市梅林1)はこのほど、県内中小企業動向調査を実施し、2021年1―3月期の実績と4―6月期、7―9月期の見通しを取りまとめた。同公庫によると、県内の中小企業の景況は「新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況ながら、一時持ち直しの動きが見られる」、小企業の景況は「同感染症の影響により、厳しい状況が続いている」としている。
調査は3月中旬に行われた。中小企業については同公庫取引先の県内80社にアンケート調査を実施、そのうち47社から有効回答があり、有効回答率は58・8%となった。一方、小企業は同公庫取引先の県内89企業にアンケート調査を実施、有効回答数は65企業で有効回答率は73・0%となった。
同調査結果を見ると、県内中小企業の今期(2021年1―3月期)の業況判断DIは、前期(2020年10―12月期)からマイナス幅が縮小し、マイナス28・3となった。来期はプラス23・9、来々期はプラス13・1とプラスに転じる見通し。
これについて同公庫では、「近隣府県への緊急事態宣言などの影響などで、県内の製品を県内で消費しようとする機運が高まっていた点と、昨年のように一斉に休業・自粛した企業が少なかった点が理由の一つでは」と推察している。
小企業については、今期の業況判断DIは前期よりマイナス幅が拡大しマイナス41・5となった。特に製造業で大幅なマイナスとなっている。
同公庫では「直近の状況では同感染症の影響がどこまで続くのか分からない。今後もより一層動向を注視していく」としている。






