潜在看護師などに協力呼びかけ
【県】 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に関し、12日、県と公益社団法人滋賀県看護協会(廣原惠子会長)が連携し、「ワクチン接種サポートナースプロジェクト」を始動させた。
ワクチン接種に関して、全国的な課題となっているのが「安定したワクチンの供給」「人的資源の確保」「ワクチン接種を行える会場」の3点。県内でも、7月末を完了目標に実施している高齢者を対象とした接種や、それ以降に始まる64歳以下を対象にした接種を円滑に進める医療従事者などの人的資源の確保が懸念されており、今回のプロジェクトを立ち上げた。これまで同協会内の県ナースセンターが中心となって取り組んできた潜在看護師等の掘り起しに、今後、県も連携して積極的に取り組むことになる。
当面の期間、同プロジェクトでは(1)ワクチン接種に協力できる「看護職(看護師・准看護師・保健師・助産師)の確保」(2)ワクチン接種のための「事前研修等によるサポート」(3)看護職が不足する「市町とのマッチング支援」に取り組む。対象となるのは看護職の資格を有しながら何らかの理由で休職していたり、別の職に就いていたりするいわゆる潜在看護師と現状、医療現場で就労しているが、ワクチン接種の対応に協力したいと考えている人など。
12日、県公館で三日月大造知事と同協会の廣原会長がそろって同プロジェクト始動の記者会見を行った。
三日月知事は「短期間、短時間でも協力できる人はぜひ」と参画を呼びかけ、「ワクチン接種だけでなく、地域医療の充実につながるよう、看護職と市町とのマッチングにも力を入れたい」と意気込みを語った。
県からの呼びかけに応じ翌13日には45人の看護職が同プロジェクトに応募した。県では応募に感謝するとともに「まだまだ多くの人からの応募を待っている。友人などで看護職の人がいたら、ぜひ声をかけてください」と改めて呼びかけている。
同プロジェクトの応募や取り組みについての相談は県ナースセンター(TEL077―564―9494)へ。







