災害時の避難について県が改めて呼びかけ
【県】 今年は例年より21日早く、近畿地方で梅雨入りが発表された。県では、20日夜~21日にかけて大雨となり、琵琶湖の水位は約20センチメートル上昇した。今後、梅雨が長引くことも懸念されており、本格的な出水期に向けて県では災害への備えと災害時の避難について県民に注意を呼びかけている。
20日、改正災害対策基本法が施行され、避難情報等の発信が新しくなった。新たな内容は次の通り(内閣府・消防庁のチラシも参照すること)。
▽「警戒レベル1」=気象庁から早期注意情報が発表される▽「警戒レベル2」=気象庁から大雨・洪水・高潮注意報が発表される▽「警戒レベル3 高齢者等避難」=気象庁から大雨警報・洪水警報・氾濫警戒情報が発表される。避難に時間のかかる高齢者や障害者などは危険な場所から避難する▽「警戒レベル4 避難指示」=危険な場所から全員必ず避難する。これまでの「避難勧告」は廃止▽「警戒レベル5 緊急安全確保」=すでに安全な避難ができず、命が危険な状態。このレベルの発令を待ってから避難してはいけない。
定例記者会見で同改正法が施行されたことを紹介した三日月大造知事は「避難にあたっては、指定された避難所だけでなく、親戚、知人宅、または安全なホテル・旅館など、想定される浸水の深さより居室が高いなどの諸条件があえば、自宅の2階以上での安全確保など、災害リスクに応じて避難してほしい」と述べた。
また、コロナ禍での災害時の避難について「感染症にも気を付けながら、避難所でお互いの距離を取った空間を保てるよう、自治体などと連携して取り組んでいく」とし「一にも二にも、安全のために重要なことはためらいなく行うことだ」と述べた。
身近な災害リスクについては県ホームページ(https://www.pref.shiga.lg.jp/)内の防災情報マップなどでも確認することができる。
さらに、県では災害の激甚化に対応することを目的に、緊急参集のための安否確認の訓練を4月に実施している。今後、シナリオのない災害対策訓練や抜き打ちの訓練案なども予定しており、9月には県の総合防災訓練を予定している。







