日野町出身 女子モーグル元日本代表
【県】 日野町出身で女子モーグル元日本代表の伊藤みきさん(33)がこのほど県の「しがスポーツ大使」に就任した。
モーグルはフリースタイルスキー競技の一つ。雪上にコブが配置された急斜面を滑走しながら、ターン技術やエアー演技などの技量を競う。
伊藤さんは1987年生まれ。両親の勧めで3歳からスキーを始めた。2001年、14歳でモーグルのナショナルチームに参加、04年にワールドカップに初出場、05年に世界選手権に初出場するなど、モーグル競技のトッププレイヤーとして世界中から注目を集めた。オリンピックにも日本代表選手として出場、トリノ五輪(06年)で20位、バンクーバー五輪(10年)で12位の成績をあげるも、続くソチ五輪(14年)はけがのため予選を棄権、回復後のピョンチャン五輪(18年)に改めて日本代表を目指したが落選した。19年に惜しまれながら現役を引退している。
現在は、今年2月に女児を出産。育児に専念する一方、県スポーツ協会の理事として県のスポーツ振興に協力している。
伊藤さんへの同大使委嘱式は県庁知事室で催され、三日月大造知事から委嘱状が手渡された。
三日月知事は「伊藤さんが頑張っておられる姿が県民の励みになっている」と述べ、「伊藤さんの大使就任を機に、県内のウインタースポーツがより活気づけば」と期待を語った。
伊藤さんは同大使就任に対し「これまで応援してくれた地元の人や滋賀県の人への恩返しの意味も込めて、『夢を追いかけたら、オリンピックにも出られる』ということを県内の子どもたちをはじめ、多くの人に伝えていきたい」と意気込んだ。
しがスポーツ大使とは、県にゆかりのあるトップアスリートやスポーツチームに委嘱される事業で、大使に就任した選手らは、県のスポーツに関する魅力のPRや運動会、子ども体験教室などの催しで県民と交流し、県のスポーツ振興と地域活性化の一翼を担う。伊藤さんで41件目。また、ウインタースポーツの選手や関係者としては初の委嘱となる。







