びわリハ大 発! 地域共生社会の実現を目指して
「びわこリハビリテーション専門職大学」は、理学療法学科(定員80名)と作業療法学科(定員40名)の2つの学科で、2020年4月に開学しました。滋賀県唯一の理学療法士・作業療法士の養成大学であり、現在は1年生と2年生の合計183名が在籍しています。専門職大学は、大学制度の中に位置付けられた大学であり、大学として必要な水準の授業が行われます。当然、卒業者には「学士(専門職)」の学位が授与されます。
当大学は、専門的な知識と技術を身につけた有能な人材を養成し、地域共生社会の実現に貢献することを目的の一つとしています。そのため、地域住民の社会生活を支援する能力を養うための科目、コミュニケーション能力を有し、多職種と協調し、連携して地域住民との関係を構築する能力を養うための科目、地域住民の健康で生涯にわたる質の高い生活維持に関して、理学療法の知識や技術を養うための科目などを履修することができます。
地域共生社会の実現の一環として、我々はフレイルの予防に取り組んでいます。フレイルは、身体が虚弱な状態であり、健康な状態と要介護状態の中間に位置する状態だと考えられています。ただ、筋力やバランス能力の低下のような身体的な問題だけでなく、認知機能の低下やうつなどに伴う精神・心理的な問題、さらには独居生活や収入の問題などの経済・社会的な問題もフレイルの進行に影響します。また、活動が低下することで食欲が減少し、低栄養に陥りやすくなります。フレイルは、加齢に伴って不可逆的に衰えた状態と考えられているため、適切な介入により以前のような健常な状態に戻る可能性が指摘されています。必要な栄養を十分に摂取して、適切な運動を行い、積極的な社会参加をすることで、フレイルを予防することができます。当大学でも多職種が一体となって、フレイルの予防についての啓発活動を行い、地域のフレイル予防を目指していきたいと考えています。
びわこリハビリテーション専門職大学
東近江市北坂町967 TEL0749―46―2311






