接種者増の特設会場で休憩環境を向上
公共交通の活性化、情報発信も図る
【日野】 日野町は、新型コロナウイルスワクチン集団接種会場を18日から町役場北側駐車場西隣の旧消防署跡地特設会場に移し、待合・休憩スペースとして近江鉄道バスの利用を開始した。
これは、これまで集団接種会場として利用していた「日野町町民会館わたむきホール虹」が大規模改修工事のため利用できなくなることに伴い、町が設置した特設会場の待合・休憩スペースの機能を補強するもの。同時に、コロナ禍において利用者が減少している路線バス車両を活用することで、厳しい経営状況にある公共交通の活性化も図る。
同町は特設会場設置にあたり、余裕をもって待合・休憩スペースを用意していたが、政府方針により7月末までに高齢者を対象としたワクチン接種を完了するため、当初見込みより接種ペースが加速。1日の接種対象者も当初想定より増加した。
今後、本格的な梅雨時期を迎え、梅雨明けには酷暑も予想されることから、ワクチン接種者に負担のない待合・休憩環境を確保するため、近江鉄道の協力のもと、雨風を防ぎ冷房や換気のできるバス車両を活用していく。
日野町福祉保健課は「時間枠と人数に対して十分な待機スペースは用意しているが、路線バスを利用して接種に来られる人など、バス時間の都合で早めについてしまう場合もある。そのような人の熱中症対策として活用したい。また、車内では町営バスの情報発信などにも取り組みたい」と話していた。
同町では現在、1日約180人(午前も接種可能な日曜日は約360人)の集団接種を行っており、特設会場にはバス車両のほか、スポットクーラー付きのテントも設置している。







