新作2作紹介
【草津】 県立琵琶湖博物館(草津市下物町)は今年度、琵琶湖博物館ブックレットから「琵琶湖と古墳~東アジアと日本列島からみる~」と「琵琶湖と俳諧民俗誌―芭蕉と蕪村にみる食と農の世界―」の2冊を相次いでサンライズ出版から出版した。
琵琶湖博物館ブックレットとは、学芸員や地域の研究者が琵琶湖に関連した最新の研究成果をできるかぎり分かりやすく発信することを目的に、2016年8月の開館20周年を記念して創刊された書籍シリーズ。これまで化石や漁業、小さな生物など多彩なテーマで刊行している。
今回出版された「琵琶湖と古墳」は、古墳研究が専門の同館名誉学芸員で神戸学院大学の用田政晴教授がフィールドワークで培った知識をフルに生かし、琵琶湖と古墳の物語を全130ページにまとめた。同館では「県内外の多くの人がこの本を片手に滋賀の古墳めぐりに出かけてくれることを期待しています」とコメントしている。
一方、「琵琶湖と俳諧民俗誌」は、松尾芭蕉や与謝蕪村が近江で詠んだ句やその他の作品を通じて近江ならではの自然や人々の暮らし、文化を同館の篠原徹名誉館長が全126ページに渡り、ひも解いている。同館は「多くの俳人が句に残した近江の風土は、滋賀県のもつ自然や文化を改めて価値づけてくれるものです」と紹介している。
両書籍ともA5判。各1650円(税込)で同館ミュージアムショップ「おいでや」や県内の主な書店、インターネット書店で購入することができる。





