県の地価は全体的に下落傾向を継続
【県】 県はこのほど「令和3年滋賀県地価調査」の結果について公表した。県全体の概況として、全用途の平均変動率はマイナス1・0%となり、2009年から13年連続でマイナスとなった。下落幅は、17年から19年までは対前年度比マイナス0・3%~マイナス0・5%で推移していたが、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響などにより下落幅が大きく拡大してマイナス1・1%となり、今年も前年とほぼ同じマイナス1・0%となった。
地価調査とは、知事が国土利用計画法施行令9条に基づいて基準地を選定し、不動産鑑定士による鑑定評価を基に、毎年7月1日時点における基準地の1平方メートル当たりの正常な価格を判定し公表するもの。
今年は、383地点(住宅地256地点・商業地92地点・工業地21地点・宅地見込地11地点・林地3地点)で調査を実施した。
用途別の平均変動率を見ると、住宅地はマイナス1・3%となり13年連続で下落、商業地はマイナス0・5%で横ばい、工業地はプラス0・4%で昨年のマイナスからプラスに転じた。また、宅地見込地はマイナス0・2%で昨年の上昇から下落に転じ、林地はマイナス4・7%となり26年連続の下落となった(表参照)。
市町別の全用途平均変動率は、草津市がプラス0・7%と10年連続で上昇、守山市がプラス0・7%と9年連続で上昇、野洲市がプラス0・5%と8年連続で上昇となった。また栗東市は上昇から横ばいに転じた。一方、大津市はマイナス0・5%と2年連続で下落となった。その他の市町については全てでマイナスの変動率となった。
住宅地では、JR瀬田駅の徒歩圏で住宅環境が優れた大津市一里山3が18年連続で最高価格地点となった。商業地では、草津市大路1が2年連続で最高価格地点となった。
一方、下落幅の上位地点では、住宅地、商業地とも、高島・甲賀・東近江・湖北地域の地点が上位を占める結果となった。
なお、東近江市の平均変動率は、住宅地でマイナス1・8%と前年(マイナス2・0%)より下落幅が縮小、商業地はマイナス1・4%と前年より下落幅が拡大した。







