第54回県政世論調査単純集計結果〈速報〉
【県】 県はこのほど今年実施した「第54回滋賀県政世論調査」の単純集計結果についてとりまとめ、速報値を公表した。
同調査は、県基本構想に則した「満足度」「要望度」や県政の当面する主要課題などをテーマに県民の意識・意向を調査し、今後の施策や県政運営に反映させるための基礎資料とすることを目的に、毎年実施されている。
医療・福祉・子育て環境の充実望む声多く
知事は「施策につながる声をしっかりくみ取る」
今回調査は、県内在住の満18歳以上の個人から無作為に抽出した3000人を対象に、7月21日~9月10日にかけて行われた。有効回収数は1517人で有効回答率は50・6%。調査項目は、例年調査を行う県政全体に関する満足度について(企画調整課)、県の広報・広聴活動について(広報課)と単年度項目の脱炭素社会づくりについて(CO2ネットゼロ推進課)、県政に関しての意見(広報課)の4項目が設けられた。
同調査の主な集計結果は次の通り。
県への定住意向については、「住みつづけたい」と答えた人が79・7%となり、昨年度(80・4%)より0・7ポイント減少した。一方、「住みつづけたいとは思わない」は2・8%で0・1ポイント減少、「どちらともいえない」は16・6%で0・3ポイント増加した。
県に対する誇りの有無については、「誇りあり」と答えた人が77・9%となり1・6ポイント減少、県政への関心については「関心がある」と答えた人が64・7%と6・3ポイント減少した。
県民生活への満足度では、「健康的な日常生活を送れていると感じるか(87・7%)」や「必要な医療サービスを利用できる環境が整っていると感じるか(75・4%)」は高い満足度となったが、昨年同様、「鉄道やバスなどの公共交通が整っていると感じるか(67・2%)」や「地球温暖化などへの対応が進んでいると感じるか(57・0%)」の不満度が高い結果となった。また、力を入れてほしい県の施策としては「医療サービスの充実」「福祉サービスの充実」「子育て環境の充実」が上位3項目となっている。
幸福度については、10点満点で平均6・85点となり、0・05ポイント減少した。
また、今年度から新たに設定された男女の地位の平等感については、「男性が優遇されている」と答えた人が66・4%となっている。
定例記者会見で今年度の調査結果について紹介した三日月大造知事は「調査結果はより良き自治を作っていく一つの基盤として大事にしていきたい」とし、「特に県としては、施策につながる気持ちをしっかりとくみ取る必要がある。不満の声にはしっかりと応えていき、力を入れてほしいと回答されたことに対しては方向性を示していく」と述べた。
県では各設問間の情報から分かることなども含めてクロス集計した報告書を今月下旬に公表する予定としている。






