「しがけあ」プロジェクトが始動
【県】 県は県内の若者らに介護の仕事に対する関心を持ってもらうことを目的に、“滋賀県の介護をもっと身近に”をテーマとした「『しがけあ』プロジェクト」を今月からスタートさせた。
県によると、今後、県内では人口・生産年齢人口が減少しつつ、2045年頃に高齢者人口のピークを迎える見込みとなっている。しかし、今年行った介護人材需給推計によると、県内で25年に約3200人、40年には約1万500人の介護職員が不足することが推測される結果を示しており、介護業界の人材確保が県政の喫緊の課題の一つとなっている。
「介護業界に対するイメージや理解の現状は、実態と離れた思い込みが就職への妨げのひとつ」とする指摘もふまえ、県では19年度から「滋賀県介護の魅力等発信部会」を設置、介護の仕事の魅力発信とイメージ向上策の具体化に向け、介護業界と連携して検討を重ねてきた。当初、事業開始を昨年度からと予定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響で見送り、今年度から本格的に事業に乗り出した。
同プロジェクトではまず、11月11日の介護の日から特設ウェブサイト(https://shigacare.fukushi.shiga.jp/)を公開した。同サイトでは▽仕事もプライベートも充実している介護職員の様子紹介▽未来の介護職員を目指す学生の介護業界を目指すきっかけや思いの紹介▽カメラ好きの女性らによる「カメラガールズ」と提携し、実際に介護現場を取材した写真を「#しがけあガールズ」として紹介▽県内在住で動画サイトでの活躍が若者中心に大人気のキャラクターコンビ「ぽこピー」による介護現場のレポート▽特別ゲストを迎え、県内の若手介護職員らと開催する座談会――などのコンテンツを随時更新していく。
また、来年2月6日に草津市新浜町のイオンモール草津で介護の仕事の魅力発信イベントの開催も予定している。
定例記者会見で同プロジェクトについて紹介した三日月大造知事は「今後、若者だけでなく、滋賀県民全体が介護について考えるきっかけを創り出し、介護を他人事ではなく我が事として身近に感じてもらうことで、介護業界で働くことのイメージアップにつなげていきたい」と述べている。






