草津市の松村里子さんが知事賞受賞
【全県】 県芸術文化祭実行委員会事務局はこのほど、第51回県芸術文化祭主催事業「第60回滋賀県写真展覧会」の審査会を実施し、今年度の入賞・入選作品を決定した。
同事務局によると、今年度は昨年9月に開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大第5波の影響で開催時期を年明けに延期、改めて県内在住・在勤・在学者を対象に出品を呼びかけた。コロナ禍であり、急きょ時期を変更したことなどから当初は応募数の減少も懸念されたが、昨年度より83点多い全527点の応募があり、応募者も20~80歳代以上の275人と前年度より54人増加した。
今月、応募作品を学校法人日本写真映像専門学校講師の山本功巳氏と公益社団法人日本広告写真家協会会員の西村優子氏が審査し、入選128点を選定、その中から入賞として特選16点と最高賞となる知事賞に草津市の松村里子さん(72)の作品「二人は?」、今年度限定で設けられた第60回記念賞に長浜市の内藤又一郎さん(68)の作品「夢紫陽花」を選んだ。
最高賞となった松村さんの作品は、京セラ美術館(京都市)内のカップルらを撮影したもの。審査員の山本氏は「すがすがしい気持ちの空間が感じられます。並行線と人が音符のように、階段の曲線がアクセントになり、平面的な写真に奥行きを与え、楽しいリズムが聞こえてきそうです」と講評している。
このほど、同事務局が県庁で開いた記者会見に参加した松村さんは作品について「それぞれのカップルたちの関係を想像しながら撮影させてもらった」と述べ「10年間県展に出品してきて初めての受賞。栄誉ある賞をいただけてうれしい」と受賞の喜びを語った。
今年度の展覧会出品作品全体について同事務局は「情熱のこもった作品が多く、レベルが高い」と評している。
29日までの午前9時30分~午後5時、草津市野路6の市立草津クレアホールで全入選作と審査員の作品が展示されている。同事務局では「様々なジャンルを楽しく見てもらえる展覧会になっている」と来場を呼びかけている。






