実践を伴った活動でMLGsを啓発
【県】 日野町出身で元フリースタイルスキー・モーグル競技日本代表の伊藤みきさんがこのほど県の「マザーレイクゴールズ(MLGs)広報大使」に就任した。
高校生3年生の時から16年間、合宿で訪問していたスイスのツェルマットで年々、氷河が小さくなっていることに気づき、環境問題に対して「何か自分にできることはないか」と考えていた伊藤さんの思いを受け、県のマザーレイクゴールズ推進委員会(委員長・石河康久県琵琶湖環境部長)では、昨年12月に同大使を創設、今月、伊藤さんを第1号として委嘱した。
伊藤さんは今後、同大使として県内外でMLGsに関する広報活動やワークショップなどMLGs推進のための事業への協力、MLGs推進に向けた提言や助言などの活動を行っていく。
伊藤さんはこのほど県庁で三日月大造知事を表敬訪問し、同大使に就任したことを報告した。
伊藤さんは「実際に滋賀県で生まれ育ち、気づかないうちに琵琶湖のためを思ってしてきたことを言語化し、実践を伴った活動を県民の皆さんと一緒にできれば」と語り、三日月知事は「MLGsの考え方の一つに『世界レベルで考え、地域レベルで行動する』とあり、伊藤さんは大使第1号にふさわしい」とし、「今年は全国植樹祭が県で開催される。一本の木から流れ出すしずくが琵琶湖の水にもなることなどを伊藤さんとも一緒に発信していきたい」と語った。
表敬訪問後、記者団の取材に応じた伊藤さんは「山から来た水を美しい状態で湖に返す取り組みの一つとして米づくりへの挑戦や、体を動かしながら琵琶湖のことを考えてもらえる『MLGs体操』を作るなどの取り組みを考えている」と意気込んだ。
MLGsとは、昨年、「びわ湖の日」制定40周年を記念して策定された琵琶湖版SDGs。2030年に向けた持続可能な社会づくりのため、県では身近なところから始められる13の目標を設定している。







