県令和4年度当初予算案一般会計6440億円
【県】 県はこのほど令和4年度当初予算案を公表した。一般会計は前年度から230億円減額した6440億円(対前年度比マイナス3・4%)で、過去2番目の規模となった。
内訳は、通常分5649億円(同0%)と新型コロナウイルス感染症対策分791億円(同マイナス22・6%)を合わせた額になる。また、10特別会計は前年度から159億円増額の2493億円(同プラス6・8%)、5企業会計は前年度から93億円増額した1417億円(同プラス7・1%)となった。
主な増減要因として、通常分では、看護・介護・障害福祉などの現場で働く人々の収入の引き上げ(プラス19億円)、CO2ネットゼロ推進費(プラス17億円)、びわ湖ホール施設整備(プラス10億円)、国スポ障スポ大会関係施設整備(マイナス39億円)などがあり、新型コロナ対策関連事業では、医療提供体制の充実強化(プラス142億円)、中小企業振興資金貸付金(マイナス392億円)などを挙げている。
また、財源不足の状況は、地方創生臨時交付金の減額などにより昨年度当初より76億円増加した196億円になるとみている。
同予算案について説明した三日月大造知事は「コロナで厳しい状況に置かれた『人の健康』『社会・経済の健康』『自然の健康』を滋賀らしく取り戻していく予算として作った」とし、「『卒近代』という曲り角、滋賀らしい豊かさである『健康しが』をつくるため、全身全霊を傾ける」と述べた。
同予算案によると、一般会計の歳入は、県税が151億円増加(同プラス9・3%)などの理由から一般財源総額は前年度より増額するが、臨時財政対策債を除く県債はマイナス37億円と県債残高が広がる。
一方、歳出は人件費が前年度より25億円減少(同マイナス1・5%)するが、人件費、扶助費、公債費を合わせた「義務的経費」は前年度より1・4%増加するとしている。
同予算案で示す主な項目は次の通り。
【最も重視するテーマ:ひとづくり】▽「令和の時代の滋賀の高専」設置事業(5790万円)▽将来の地域医療を見据えた、医師・看護職の安定的な確保(5900万円)など。
【ひとの健康】▽困難を抱える子ども・若者への支援(2億7280万円)▽個別最適な学びの推進(2220万円)▽しがの魅力ある“公園”づくり(1億2900万円)など。
【社会の健康】▽デジタルプラットフォームを活用した関係人口拡大(5020万円)▽社会インフラの整備、維持管理(618億5160万円)など。
【自然の健康】▽CO2ネットゼロ社会の実現に向けた挑戦(64億3280万円)▽MLGsの推進(2060万円)▽全国植樹祭と「やまの健康」(5億2160万円)など。
【重視するテーマ】▽「より良き自治」の追求(10億6760万円)▽DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進(20億5670万円)。
同予算案は14日からの県議会2月定例会に上程される。







