県トラック協会が県に「カポル」寄贈
【全県】 一般社団法人滋賀県トラック協会(守山市木浜町、田中亨会長)がこのほど、交通事故防止の取り組みの一環として自転車用ヘルメット「カポル」300個を県に寄贈し、三日月大造知事から感謝状を贈られた。
「カポル」は帽子のデザイン性とヘルメットの安全性が一体となったヘルメットで、自転車に乗る際などに「オシャレに身につけることができる」と近年、関心を集めている。
県と同協会によると、昨年、全国で2636人が交通事故で亡くなった。その内、県内は37人で、約4割が高齢者だった。
県では「交通事故のない滋賀」の実現を目指し、県民総ぐるみで交通事故防止の取り組みを進めており、今回の同協会からの寄贈は「心強い後押しになる」としている。県へ寄贈された「カポル」は、今後、自動車運転免許を返納した人で、運転経歴証明書の交付を希望した人に対し、交通安全啓発の一環として配布する予定としている。
知事室で目録と「カポル」の見本を三日月知事に手渡した同協会の田中会長は「昨年は全国で統計を取り始めて最も交通事故で亡くなった人の数が少なかったが、自治体ごとの平均などからすると滋賀県はもっと数が減っていなければならない。また、減少した翌年は増加する傾向にあるので、油断しないように交通事故防止を呼びかけていかなければ」と述べた。続けて「長年、車を運転してきた人が免許を返納するのは立派な決断だが、返納後に自転車に乗るようになると、それまでと感覚が異なると思う。自分の周りに何もガードがない自転車で事故にあった時、この『カポル』をかぶっているか否かでかなり違う。車のシートベルトと同様に思って使ってほしい」と語った。
三日月知事は「おかげさまで交通事故もずいぶん減少しているとはいえ、まだ毎年、亡くなる人がいる。今回、寄贈していただいた『カポル』を大切に使わせていただき、警察とも協力して県民の皆さんに届けたい」と語った。







