過去2番目の規模感
【全県】 県市町振興課はこのほど、令和3年度(2021年度)の市町決算(普通会計)の概要について取りまとめ、概要を発表した。同課によると、昨年度県内市町の決算規模は、歳入総額、歳出総額ともに前年度決算額を下回ったものの、いずれも過去2番目の規模となった(表参照)。また、実質収支は全団体が39年連続黒字、実質単年度収支は高島市と豊郷町が赤字となり、その他の17団体が黒字となった。
歳入については、地方税が法人市町民税の増加により前年度比6・4億円の増(プラス0・3%)、各種交付金が地方消費税交付金や法人事業交付金などの増加により前年度比52・5億円の増(プラス15・2%)、地方特例交付金等が新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補てん特別交付金の新設などで前年度比31・8億円の増(プラス181・5%)、その他もふるさと納税の増加などにより前年度比49・0億円の増(プラス8・9%)となったが、国庫支出金が特別定額給付金給付事業費・事務費補助金等や新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などの減少により前年度比1093・1億円の減(マイナス42・4%)、地方債が庁舎整備事業や環境施設整備事業の進捗などにより前年度比183・9億円の減(マイナス25・8%)、繰越金が財政調整基金などの取り崩しの減少により前年度比57・7億円の減(マイナス30・2%)などとなったことで、全体としては前年度比1019・5億円の減(マイナス12・8%)となった。
歳出については、会計年度任用職員制度導入に伴う地方公務員共済負担金の増などによる人件費増、子育て世帯への臨時特別給付や住民税非課税世帯に対する臨時特別給付などの増加による扶助費増など、義務的経費全体で前年度比378・2億円の増(プラス13・0%)となった。また、投資的経費全体では、前年度比187・8億円の減(マイナス20・1%)となった。一方、積立金は財政調整基金などへの積立の増加により前年度比116・0億円増(プラス52・9%)となったが、補助費等や普通建設事業などが減少したことにより、全体としては前年度比1085・3億円の減(マイナス14・0%)となった。
経常収支比率は県内全ての市町で改善したが、将来にわたる実質的な財政負担は、地方債現在高、債務負担行為額が減少するとともに積立金現在高が増加したため、全体として前年度比460・1億円の減(マイナス7・7%)となった。地方債現在高は、全体で前年度比9・1億円の減(マイナス0・1%)、臨時財政対策債を除くと20・7億円の減(マイナス0・6%)となった。積立金現在高は、財政調整基金、減債基金、その他特定目的基金すべての増加により、前年度比207・4億円の増(プラス10・6%)となった。








