住み続けられる「まち」を県と一緒に創るために
【全県】 県町村会(会長・伊藤定勉豊郷町長)を構成する県内6町の町長らがこのほど県庁を訪れ、三日月大造知事に「令和5年度県予算・施策に関する要望」を提出した。
同要望は各町の実態や直面する課題について県町村会総会で取りまとめ、県の次年度予算編成に反映させるため、毎年実施している。従来は、最重点要望、重点要望、地域要望と項目を分けた要望書を作成していたが、「6町の課題を集約し、要望書の見える化を図ることで思いをしっかり伝える」とし、全体で次の22項目として提出した。
今年度の要望項目は、▽住み続けられる「まち」づくり▽県内自治体における人材確保▽地域公共交通の維持・確保等▽DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進▽防災・減災対策等の充実強化▽治安体制の強化と交通安全施策の充実▽持続可能な農業を創るために▽琵琶湖と環境を守り、支える森林づくりの推進▽鳥獣被害防止対策の強化▽地域経済の再生(コロナ対策)▽企業誘致・定着対策の充実ならびに新たな産業用地開発の支援▽観光事業の振興▽妊娠から出産、育児への切れ目ない支援体制の充実(産婦健康診査事業の推進)▽福祉医療費助成制度の拡充を!▽地域医療・介護・福祉の提供体制整備のための医師・看護職の確保▽新型コロナウイルス感染症対策▽除雪対策の充実強化▽道路等の整備促進▽河川整備等の推進▽地域教育力向上支援事業の継続等▽ICT教育の推進▽特別支援教育(通級支援)の充実。
また各町長らは、「人口減少が課題。住み続けられる『まち』として、教育支援などに力を入れてほしい」(豊郷町・甲良町)、「インフラ整備の推進と住民への説明を」(竜王町、愛荘町、多賀町)、「県との人材交流を」(愛荘町、豊郷町)、「医療・福祉提供体制の充実を」(日野町)、「『やまの健康』に関する首長間の温度差調整を」(多賀町)などの要望を直接、三日月知事に伝えた。
町村会の伊藤会長は今年度の要望活動について「県にしっかりと要望を受け止めていただき、一緒に前に進んでいかなければならない」と述べている。
要望書を受け取った三日月知事は「分かりやすい要望書を作っていただいたので、県も分かりやすく回答したい。要望書の内容を県庁でもしっかり共有していく」と語った。








