世界農業遺産認定記念シンポジウム
【県】 琵琶湖と共生する県の農林水産業「森・里・湖(うみ)に育まれる漁業と農業が織りなす琵琶湖システム」が今年7月、国連食糧農業機関の「世界農業遺産」に認定されたことを受け、このほど、「世界農業遺産認定記念シンポジウム『世界農業遺産そして未来へ』」が大津市におの浜1のピアザ淡海で開催された。
同シンポジウムは、「認定の喜びを分かち合うとともに、『琵琶湖システム』の価値と魅力を多くの人に知ってもらい、県産農林水産物の高付加価値化と生産振興、ブランド化などを参加者と共に推進すること」を目的に、行政と県内の農林水産業関係者らで作る琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業推進協議会が主催した。
当日、生産者をはじめ、農林水産業関係者、学識経験者、他県の農業遺産認定地域の人など約200人が参加。シンポジウムの冒頭、主催者で同協議会会長の三日月大造知事は「琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業は、県民の財産。これを着実に未来へ引き継いでいくことができるよう、関係の皆さんと協力することを約束する」とあいさつした。
基調講演では、東京大学大学院農学生命科学研究科の八木信行教授が「『世界農業遺産』認定からつながる未来」と題して他県の先進事例などを紹介し、続いて県内の漁協、環境保全団体、観光団体など各団体の代表者らと行政、有識者ら計7人がパネリストとして登壇し、八木教授の進行で「次世代へつなぐ世界農業遺産『琵琶湖システム』の価値と魅力」をテーマにパネルディスカッションを実施、来場者とともに「琵琶湖システム」の今後の可能性と取り組みの方向性、そのために解決すべき課題などを確認した。








