定数長浜1減、守山1増 東近江日野愛荘は激戦必至か
【全県】 今年は4月29日の任期満了に伴う県議会議員選挙が実施される。議員定数の見直しにより、今選挙から定数変更となる選挙区や、激戦が予想される選挙区もあり、昨秋から予定候補者らが選挙戦に向けて動き始めている。22年12月中旬時点での各選挙区の動向を追った。(羽原仁志)
◆大津市選挙区(定数10)。現職、新人合わせて12~13人が出馬する見込み。一部現職には来年の市長選を見据えた動きも。出馬しないベテラン現職の票をどれだけ集められるかが各候補の課題。
◆草津市選挙区(定数4)。昨年内に現職4氏と新人候補が出馬を表明。2024年の立命館大学BKCキャンパス2学部県外移転に伴う若者流出の課題など、新たな地域活性化政策に関心が高まる。
◆栗東市選挙区(定数2)。07年以来の選挙戦となる公算が大きい。昨年の市長選出馬で空席となった議席に関心が集まる中、各候補には同市長選での歴代最低投票率の影響払しょくが求められる。
◆湖南市選挙区(定数2)。現職2氏が立候補を表明。19年の前回同様、無投票の可能性もあるが、新たな動きを警戒する声も。交流・移住人口の創出やインフラ整備など課題への対応が問われる。
◆守山市選挙区(定数3)。見直しにより、定数が1増となる。現職2氏は出馬の意向を表明。19年の前回選挙では保守票が割れたが、今回は新勢力の台頭も含め、議席の行方に注目が集まる。
◆甲賀市選挙区(定数3)。現職のうち2氏が出馬の意向。前回は保守票が3つに割れた結果、ベテラン議員が僅差で落選する結果となった。今回は、市内の保守票がどこまでまとまるかに注目。
◆野洲市選挙区(定数2)。市民らは市立病院移転やバイパス整備など市が抱える課題を県と共働で臨むためのパイプ役となる県議を模索。現職2氏が出馬の意向を示しており、精力的に支援者を回る。
◆近江八幡市竜王町選挙区(定数3)。現職3氏と新人候補が立候補する意向を表明している。前回同様、6500票前後が当落の分水嶺になると見られ、竜王町地区からの出馬の動きにも注目。
◆東近江市日野町愛荘町選挙区(定数5)。現職、新人合わせて10人以上が出馬し、倍率2倍以上で今選挙最大の激戦となる可能性も。候補者の支援政党も多岐にわたり、票の行方に関心が高まる。
◆彦根市犬上郡選挙区(定数4)。彦根市はベテラン現職が今期で退くことで固定票が動く可能性も。現在県議のいない高宮地区や稲枝地区にも出馬の動きがある。犬上郡は現職が強さを見せるか。
◆米原市選挙区(定数1)。前回は県議選後の参院選に備え、与野党が各候補者の応援に熱を込めた代理戦の様相となったが、今回は比較的落ち着く見通し。1議席を2候補が争う形は前回同様か。
◆長浜市選挙区(定数3)。定数見直しにより、1減となる。出馬しない意向を示す現職は後継者擁立の方向を模索する。各政党も特に旧伊香郡からの予定候補者擁立に向け、調整を進める。
◆ 高島市選挙区(定数2)。現職2氏が出馬の意向。前回同様、無投票となる可能性も。両氏は精力的に地元を回る。白髭神社前の交通安全対策や観光誘客など画期的な政策が期待される。






