県出身期待の新鋭奏者が地元で公演
【大津】 しがぎん経済文化センター(大津市浜町)は21日午後2時~、本拠地のしがぎんホールで、県出身のヴァイオリニストであり今年度県次世代文化賞を受賞した落合真子さん(21)によるオール・モーツァルト・プログラムのコンサート「モーツァルト器楽の世界~ヴァイオリン・ソナタ~」を催す。
同センターでは、地域住民らが気軽に芸術文化に触れられる機会として、毎年複数回の室内音楽やジャズのコンサートを企画している。
今回は、大津市出身で県立石山高校卒業後、現在、東京藝術大学で学んでいる落合さんをメイン奏者に迎え、モーツァルトの世界を感じられるコンサートを実施する。また、同センターが今年度からスタートさせた公益財団法人平和堂財団の芸術奨励賞受賞者を紹介するシリーズも兼ねている。
落合さんは、2021年に国内でもっとも伝統あるコンクールの一つとされる「第90回日本音楽コンクール」で2位となったことをはじめ、数々の賞を受賞しており、今後、一層の活躍が期待される奏者の一人。高校卒業後に県内で実施する大きなコンサートは今回が初となる。
このほど、同センターと落合さんが県庁で記者会見を開き、コンサートをPRした。
落合さんは「子どもの時、しがぎんホールで聞いたコンサートをきっかけに音楽家を目指し、いつかここで演奏したいと思っていた夢がかなった。今は本番を楽しみに、練習に励んでいます」と述べ、「モーツァルトの曲は天才的な発想で書かれたものから計算されたものまで多彩です。私の今の段階で表現できる限りのモーツァルトを聴いてもらいたい。滋賀県の音楽を盛り上げる一助になれば」と意気込みを語った。
プログラムは、第1部に同センター文化講座「モーツァルト器楽世界 協奏曲と室内楽」で講師を務めた大阪音楽大学の中村孝義名誉教授が「モーツァルトのヴァイオリン・ソナタについて」と題した講義を行い、第2部に東近江市出身の音楽家・萩原吉樹さんをピアニストに、落合さんが「『ハフナー・セレナーデ』K.250よりロンド」、「ヴァイオリン・ソナタ 第28番ホ短調K.304」、「ヴァイオリン・ソナタ 第34番変ロ長調K.378」、「ヴァイオリン協奏曲 第4番ニ長調K.218より」の4曲を披露する。
チケットは、一般3500円、学生2000円。申し込み、問い合わせは平日の午前9時30分~午後5時の時間帯に同センター(TEL077―526―0011)へ。






