2023年度県当初予算案一般会計
【県】 県はこのほど2023年度当初予算案を公表、一般会計は前年度から142億円増の6583億円(対前年度比2・2%増)となり、過去2番目の規模となった。
内訳は、通常分5696億円(同0・8%増)と新型コロナウイルス感染症対策分887億円(同12・1%増)の合計額になる。また、10特別会計は30億円減の2463億円(同1・2%減)、5企業会計は前年度から85億円増の1507億円(同6・0%増)となった。
過去2番目の規模
財源不足は依然厳しい状況
主な増減要因は、通常分では、地方消費税に係る市町への交付金と都道府県間の清算金(53億円増)、介護保険、障害福祉サービス、国保や後期高齢者医療の各給付に関する負担金(21億円増)、国スポ・障スポ大会関係の施設整備(24億円減)などで、新型コロナ対策関連事業では、感染拡大防止や医療提供体制確保(病床・療養体制の確保、医療費負担など)(129億円増)、中小企業振興資金貸付金(20億円減)などとしている。
また、財源不足の状況は、前年度より22億円減の174億円になると見られるが、コロナ禍以前に比べると依然高い水準となっている。これらに対し、県は基金の取り崩しで対応していく。
同予算案について三日月大造知事は「今年こそコロナを乗り越え『シン・ジダイ』へ、新たなチャレンジをしていく思いを込めた」と述べている。
来年度重点的に取り組む施策としては、「まず0番として新型コロナウイルス感染対策」を挙げ、相談体制の強化(5億8940万円)、生活困窮者対策(8480万円)、徹底した感染拡大防止策と医療提供体制の確保(612億5170万円)、経済対策(267億4560万円)としている。
また、主な新施策として▽生きる力を育む「こども としょかん」事業(772万円)▽県立高等学校の魅力化(7370万円)▽農山漁村の活性化(1380万円)▽世界農業遺産を活かした農林水産業の魅力発信(3430万円)▽魅力ある公園づくり(2億7370万円)▽「健康しが」安心・安全アプリ導入(1570万円)▽やまの健康2・0(39億6060万円)などを挙げている。
さらに、「重点テーマ」として関連事業70億円を見込んだ「北の近江振興」にも注力する。
同予算案は14日からの県議会2月定例会に上程される。








