【県】 3日、県庁で新年度の業務が本格的に始まり、三日月大造知事が「年度初めにあたってのあいさつ」を実施、職員らに「今年度は2030年に向けた県基本構想第2期実施計画と行政経営方針を新たにスタートさせる年度になる」と述べ、「一つの大切な節目、起点になる年度にしたい」と呼びかけた。
続けて、今年度は三日月知事が関西広域連合長に就任したことと先月、文化庁が京都府に移転したことに触れ「広域の視点と文化や歴史の視点を大切に、仕事をしてほしい」とし、重点的に取り組むこととして次の5点を取り上げた。
▽「子ども子ども子ども」。子ども基本条例策定と子ども図書館設置、子育て支援の拡充を検討するなど、国とも呼応しながら県の子ども政策を充実強化していくため、知事を本部長とする「県子ども政策推進本部」を設置する。
▽「ひとづくり」。笑顔あふれる学校づくりや高専設置の準備加速など、すでに取り組んでいることをかなり前に進めると同時に医療・福祉の拠点整備、防災・まちづくりなど人材養成に精力的に取り組んでいく。
▽「こころの健康」。他職種・異分野も取り込んで新規包括ケアシステムを進化させ、健康寿命をさらに延ばし、日本のリービングモデルを作っていきたい。シガリズムの本格展開、世界一魅力的な公園づくり、スポーツ・文化・芸術の振興、動物にも人にも優しい社会をみんなで一緒に作り進めていきたい。
▽「コロナからの反転攻勢」。グリーンとデジタルで新たな経済と社会をつくる。あらゆる分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進め、CO2ネットゼロや生物多様性の取り組みを推進する。
▽「安全安心の滋賀づくり」。犯罪・交通事故の抑止、災害防止の取り組みの強化、道路河川など社会資本の着実な整備、2025年国スポ・障スポ大会を開催し、またデフリンピックが開催されること、大阪・関西万博が開催されることを生かした共生社会づくりを行う。地域交通ビジョンの策定と「交通税」の議論を通じて滋賀の「公共交通・スマートアクセス」実施へ一歩前に進める。
さらに三日月知事は「これらに絡めて『北の近江振興プロジェクト』で新たに拠点を設置し、本格的に着手していく」と語った。








