大津市 各候補ラストスパート
【大津】 9日投開票の県議選。大津市選挙区では各候補前回(2019年)同様当落線を7500~7700票と予測、激戦にラストスパートを仕掛ける。敬称略。(羽原仁志)
定数10巡り14候補激戦
7500~7700票がボーダーラインか
共産現職の黄野瀬は市南東部を軸に選挙区を細かく回り、子育て中の同世代からも一定の支援を集める。現職としての実績を強く発信、声を枯らしながら再選へ向け力を込める。
自民現職の目片は拠点の石山を中心に瀬田や膳所、田上など市南東部の広くから根強い支持を集める。スポーツ関係者らも応援の声を寄せており、前回よりも支援の輪を広げる。
立民現職の佐口は国民、社民の推薦に加え、連合滋賀構成団体の大半、現職・元職教員らの組合、行政書士らなどが足下を固める。明確な政策発信に努め、反響を呼んでいる。
市大門通を拠点に市内全域を回るチームしが新人の野田は若い世代を中心に徐々に知名度を上げる。支援者との座談会もSNSで発信。浮動票や無党派層の掘り起しにつなげる。
参政新人の片岡は昨年の参院選県選挙区に出馬した経験を元に、主要駅前などの街宣で勢いを増す。同選挙では市の比例票約5千を獲得。党幹部は「勝算はある」と分析する。
党と東レ労組などが手厚く支援する国民現職の河井は石山を中心に同じコースで2度、3度と街宣車を走らせるなど、有権者と近い距離感で知名度を上げ、地盤を固めて回る。
自民現職の桐田は、地元・瀬田を拠点に人脈を広げ、地域とのつながりを強固にする。長く住んできた人から移住してきた若い世代まで、幅広い層からの支援を票につなげる。
公明新人の岩崎は近江八幡市議から大津へ転じて県政に挑戦。今期で県議を勇退する県連代表と共に市北西部を中心に市内を回って浸透を強化、支援者らの票を着実に固める。
前回は拠点の市北西部から同じ党の候補が出馬したことで票が分散した自民現職の桑野だが、今回はエリアの力を集結。下坂本以北の自治会支援も集め、票固めの仕上げを図る。
県会初の党員による議席獲得に挑む維新新人の河村は、市内各所で細かく政策を発信。昨年の参院選で党に集まった市内比例票約3万4千を背負い、トップ当選を目指す。
現有2議席堅守を掲げる公明の現職・清水は市南東部を中心に党の支持層を固める。教員時代の教え子らも協力して支援の輪を広げ、教育・子育てに関する政策の発信を強める。
今選挙で党唯一の女性候補となった自民新人の井内は保守系女性票の受け皿としても浸透を図る。県看護連盟も市内全域でサポート。看護・福祉と県をつなぐ期待を集める。
共産現職の節木は市北西部を中心に、医療機関勤務の経験から県の医療・福祉施策の不備を指摘した政策を細かくスポットで発信。市民団体や支援者らと共に県政改革を訴える。
無所属新人の徳田は独自の戦い。市北西部を拠点に県の交通税導入への反対や減税政策などを強く発信。ホームページやSNSも活用し、無党派層の掘り起しに働きかける。
【大津市(定数10)】
黄野瀬明子 40 共現(1)
目片信悟 57 自現(3)
佐口佳恵 49 立現(1)
野田武宏 39 し新
片岡 真 31 参新
河井昭成 49 国現(1)
桐田真人 46 自現(1)
岩崎和也 46 公新
桑野 仁 64 自現(2)
河村浩史 41 維新
清水ひとみ 63 公現(1)
井内律子 55 自新
節木三千代 64 共現(3)
徳田直樹 51 無新
(届け出順。自=自民、公=公明、立=立民、国=国民、し=チームしが、共=共産、維=維新、参=参政、無=無所属。氏名の下の数字は年齢。現職の下の数字は期数)





