八日市高校も撮影場所に
皆さんは近江鉄道を題材にした映画「ガチャコン!」を知っているだろうか。滋賀県東部で重要な交通手段となっている近江鉄道。しかし近年、沿線の人口減少や自動車の普及により、1994年から赤字経営が続いている。そんな近江鉄道、通称「ガチャコン」を盛り上げるべく、地元出身の映画監督ムラヤマ・J・サーシ氏や市民団体によって、映画「ガチャコン!」の第2作目が制作された。
あらすじは、近江鉄道で通学する男子高校生が、八日市高校を舞台に漫才師を目指して、各駅で路上ライブを繰り広げるという映画だ。
沿線などで撮影が進められ、実際に私たち八日市高校新聞部もエキストラとして参加した。八日市文芸会館での撮影では、観客席の約半分程度を埋めるエキストラが集まった。撮影の一環で地域のダンスクラブがパフォーマンスを披露したり、撮影外でも役者の人が場を盛り上げたりして、楽しみながら撮影が進んだ。
撮影終了後に出演者と監督に取材をすると、八日市高校3年生で主演の渡瀬遥人さんは「不安もあったが、無事に終わり達成感に溢れている」と安堵の表情を見せた。また同校の卒業生で漫才の相方役を演じた渡瀬亮真さんは「目立ちたいという思いがだんだんと地元を盛り上げたいという気持ちになっていった。地域の人や映画の観客に、東近江市の良さが伝わると嬉しい」と語った。
ムラヤマ監督は「いろいろな駅を回って小ネタを挟み、想像以上にコメディとしても成立しそう」と映画の見どころを話した。
なお、オープニング上映会が先月、八日市文芸会館で開かれ、大きな反響を呼んだ。5月6日にも能登川博物館で上映が予定されている。
編集後記
この記事の取材にあたって、監督の「近江鉄道を通して地域を活性化させたい」という熱意を感じた。舞台である八日市高校や近江鉄道、さらにはこの新聞を通して、廃部の危機である新聞部の知名度が広がり、興味を持って頂けたら幸いだ。






