観音禅寺(竜王町小口)
本尊は太子が28歳のときに一刀三礼して彫ったと伝わる十一面観音菩薩。30年に一度だけ御開扉される秘仏として祀られている。山寺の守り仏として祀られていたが、戦国時代に織田信長の兵火によって全山が焼失したと伝えられる。この時、この観音菩薩だけは焼け野原に世を憂う慈悲深い姿で厳然として佇んでおられたと伝わり、その袖にはいまもその時のものとされる焦げとが残っているとのこと。戦の劫火にも焼かれることがなかったことから「火伏の観音さま」として近隣の信仰を集めている。本堂にはこの本尊のほか、「身代わり観音」「厄除け十二支守護仏」「愛染明王」等も祀られている。







