第73回社会を明るくする運動
【全県】 犯罪や非行のない社会をつくるため、罪を犯した人たちの立ち直りに協力してもらえるよう、地域住民に働きかけていく取り組み「社会を明るくする運動」の今年度の活動推進に向け、このほど県庁で岸田文雄内閣総理大臣から発せられた協力依頼のメッセージが法務省大津保護観察所の宮山芳久所長から三日月大造知事に伝達された。
同運動は、1951年から始まり、今年で73回目を迎えた。法務省を中心とした地方行政機関、保護司、更生保護女性会のほか多くのボランティアが県や各市町の同運動推進委員会メンバーとして活動を展開している。活動自体は通年で実施しているが、7月が「再犯防止月間」とされていることから、同運動の周知を改めて図り、強く啓発する強調月間となっている。
県へのメッセージ伝達式は県庁正面玄関前で行われた。式のはじめにあいさつした宮山所長は「コロナ禍でこの運動も3年間制限されてきた。今年度はより力を込めて活動を展開していきたい」と語った。
続けて岸田総理からの「犯罪や非行の背景には、望まない孤独や社会的孤立など、社会における様々な生きづらさが存在していることが少なくない。その生きづらさに寄り添い、人と人とが互いに支え合うコミュニティを築くことこそが安全で安心な社会の実現につながっていく。(中略)本年、第2次再犯防止推進計画が策定された。新たな計画に基づき、国や地方公共団体が一体となって再犯防止に向けた取り組みをより一層力強く推進していくことが重要だ。国民の皆さんには『社会を明るくする運動』の社会的意義を理解してもらい、犯罪のない明るい地域社会づくりに取り組む決意の印である『幸せの黄色い羽根』の下、この運動への参加に協力してほしい」とするメッセージを代読し、「幸せの黄色い羽根」とともに三日月知事に贈った。
メッセージの伝達を受けた三日月知事は同推進委の日頃の活動に謝辞を述べ、「県でも法律に基づいて作った計画が今年度最終年度になるので、またさらに内容を充実させて加害者にも被害者にもならない、生まない、増やさない取り組みを皆さんとつくっていきたい」と再犯防止社会づくりへの決意を語った。







