【大津】 2025年開催の「大阪・関西万博」に向けた共創プログラム「TEAM EXPO(チーム・エキスポ)2025」の一環として、今秋から関西2府4県で「関西・歴史文化首都フォーラム」が展開される。滋賀県では11月11日、豪華客船BIANCA(ビアンカ)船上を会場に「マザーレイククルーズ2023―びわ湖で学び、ふれあい、つながる絆―」として行われる。
このほど、同イベントを主催する同フォーラム推進委員会の代表者らが県庁で三日月大造知事を表敬訪問し、協力と参加を依頼した。
同イベントは、イベント事業の実践主体や研究者が一堂に会し、イベントの新たな社会的・文化的価値を探求している「イベント学会」が提唱、同学会メンバーらを中心に推進委を結成して準備を進めている。
同推進委では、「関西には、国宝、重要文化財、世界遺産、無形文化遺産など、日本が誇る遺産が多い」とし、「万博を機に、『関西』の持つこの国の成り立ちの歴史や文化のソフトパワー発信を通じ、『関西が歴史文化の首都(中心地)』であることをアピールし、特に次世代を担う子どもたちと共有し、つないでいくこと」を目的に同フォーラムを企画した。
2府4県では事前に会場別のキーワードを設定、それらに沿った内容で実施する。11月11日に滋賀県(テーマ「水」)をスタートし、同月27日に兵庫県(テーマ「匠」)と京都府(テーマ「創」)、来年5月13日に奈良県(テーマ「源」)、来年秋に和歌山県(テーマ「道」)、大阪府(テーマ「芸」)とリレー方式で開催していき、25年の万博では同フォーラム集大成となるイベントを予定している。
県では、第一部として同フォーラム滋賀プロデューサーの川本勇氏をナビゲーターに、同推進委の福井昌平座長や本多俊一氏らによるキーノートトークをはじめに、小説家の今村翔吾氏、県立大学学長の井出慎司氏、成安造形大学学長の加藤賢治氏、石山寺座主の鷲尾龍華氏、元モーグル日本代表の伊藤みき氏をパネラーに迎え、三日月知事がコメンテーターを務めるパネルディスカッションを実施、第二部では、県のMLGs(マザーレイクゴールズ)に貢献している団体の活動報告などを行う交流会を予定している。また、ビアンカ船内では県や琵琶湖、万博関連の展示や県の特産品が楽しめるブースなどを設ける。
三日月知事を表敬訪問した福井座長らは「『大阪・関西万博』の特に『関西』の部分を盛り上げる重要なコンテンツとして歴史文化を発信し、2府4県で魅力的なムーブメントを作っていくきっかけにしたい」と語った。
三日月知事は「強く共感する。県でも万博を機に歴史文化や琵琶湖、水の大切さを発信できればと考えていたので、連携して一緒に盛り上げていきたい」と期待を寄せた。
同推進委では、抽選で100人を滋賀イベントに招待する「びわ湖川柳」を募集している。応募は文末2次元コードから。







