【県】 2025年に県で開催される「第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会(わたSHIGA輝く国スポ・障スポ)」に向け、両大会の準備を進めている実行委員会(会長・三日月大造知事)がこのほど大津市内で2回目の総会を開催、両大会の滋賀らしい環境配慮方針として琵琶湖版SDGs「マザーレイクゴールズ(MLGs)」を踏まえた「わたSHIGA輝く国スポ・障スポMLGs宣言」を行い、取り組みをスタートさせた。
SDGsとは国連が定めている「2030年までに目指すべき17の持続可能な開発目標」のこと。県ではそれを参考に、2030年の琵琶湖と琵琶湖に根ざす暮らしに向けた13のゴールとして2021年に「MLGs」を策定し、様々な政策・施策に反映させている。
同実行委では、「環境問題は、県民一人ひとりの日常生活における行動が一因でもあり、課題解決のためにはそれぞれがより身近な問題として、行政や関係者だけでなく県民や企業なども巻き込んだ分野における行動が必要不可欠」とし、「両大会を開催するに当たり、スポーツの楽しさや感動を分かち合うとともに、エネルギー使用量の削減などの環境配慮を県民や企業、両大会に関わる全ての参加者が実践することで『人と人、人と地域、人と自然』のつながりが深まり、一人ひとりの『幸せ』がより高まることを、両大会の『レガシー(遺産)』の一つとする」ことを目的に今回の宣言を作成した。
同宣言は同実行委常任委員会で承認された後、同総会の中で会長の三日月知事と大杉住子副知事、江島宏治副知事、奥村芳正県議会議長、福永忠克県教育長、県スポーツ協会の河本英典会長、県市長会会長の小椋正清東近江市長、県町村会会長の伊藤定勉豊郷町長、県障害者スポーツ協会の原陽一会長の副会長8人が署名し、三日月知事が代表して宣言文を読み上げて来場者らに披露した。
同宣言には、(1)滋賀・びわ湖からSDGsへとつながるMLGs、その出発点である「一人ひとりの行動の変化」に着目し、両大会における様々な場面で、環境に配慮した大会を目指します。(2)CO2排出量削減に取り組むことを参加者で共有し、「自分ごと化」して身近な行動につながる大会を目指します。(3)得られた成果を県民・企業・市町等と共有することで、スポーツを通じたサステナブルな社会につながる大会を目指します――の3項目が記された。
三日月会長は同宣言について「滋賀県らしい取り組みだ。あわせて健康づくりやユニバーサルデザイン、バリアフリー、地域活性化など、一過性の大会で終わらせることなく、その後の滋賀の発展に結び付けられる取り組みに昇華させていきたい」と述べている。







