ミシガン州ホイットマー知事が来県
【全県】 県と友好姉妹提携を結んでいるアメリカ・ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー州知事がこのほど州知事就任以降初めて来県し、今後も県との友好交流を深めていくことを確認した。
両県州は、県には琵琶湖、ミシガン州には五大湖とそれぞれ大きな湖を預かっているという縁からこれまで各分野での交流と理解を深めており、1968年11月14日に姉妹協定を締結して以降も両首長が相互に行き来するなど、交流を継続してきた。近年は新型コロナウイルス感染症の影響で互いに現地訪問の機会を制限してきたが、今年は協定締結から55周年の節目ということも併せ、まず三日月大造知事が今夏にミシガン州を訪問し、ホイットマー州知事らと会談した。
今回、ホイットマー州知事は東京都で開催された「第53回日本・米国中西部会議」に出席するための来日に合わせて滋賀県訪問を調整し、実現した。
県にはホイットマー州知事の他、州政府関係者や州経済開発公社の代表、州経済団体関係者、企業代表など23人が訪れた。一団は、JR米原駅で三日月知事に出迎えられた後、ミシガン州に投資している長浜市の企業・大塚産業マテリアルを視察、その後、彦根市の彦根城玄宮園で和田裕行市長とひこにゃんに出迎えられ、茶室で呈茶のもてなしを受けた。続いて同市にあるミシガン州立大学連合日本センター(JCMU)に移動して学生らの声を聞き、東近江市と同州マーケット市や大津市と同州ランシング市といった同州内都市と姉妹都市となっている県内11の市町の首長や県議会議長と各会派代表、観光や製造、酒蔵など県内の経済団体代表らとともに立食形式のレセプション(歓迎会)を楽しんだ。
午後からは大津市に移り、ホイットマー州知事と石山寺の鷲尾龍華座主が会談に臨み、県内視察の締めくくりとして琵琶湖ホテルで県州両知事が会談し、「文化、教育、経済などの交流を通じて、友好提携の絆がさらに強くなることを期待するとともに、交流を担う次世代を育成し、彼らの世界へ視野を広げるために、両県州の若者交流を推進する。また、『世界湖沼デー』の制定など、世界における湖沼環境・淡水資源保全に向けての動き呼応し、湖沼を通じて結びついた両県州が、連携して湖沼の重要性を世界に向けて発信していく」とする「姉妹提携55周年における確認書」を交わした。
会談で三日月知事は「JCMUは確実に未来への財産になる。ミシガン州と県との若者の交流の充実と、経済的な関係を更に広げることを一緒に頑張っていきたい」と語り、ホイットマー州知事は「今回の視察で滋賀県とミシガン州には共通点がたくさんあることが改めて分かった。今後、お互いの得意な分野を引き出し、さらに強固なパートナーシップを作り、一緒に課題を解決していきたい」と述べた。







