密を避けやすい観光人気高く 今年はコロナ前と同水準に回復か
【県】 県はこのほど2022年の「滋賀県観光入込客統計調査」の確定値を公表した。
県によると昨年は、新型コロナウイルス感染症にかかる行動制限が緩和されたことによる各イベント、祭りの再開や旅行需要の回復、また、前年(21年)に引き続き、宿泊周遊キャンペーン「今こそ滋賀を旅しよう!」をはじめとする各種需要喚起策を継続して実施したことで、観光入込客数全体も宿泊者数も「大幅に回復」した。しかし、同感染症が流行する前の19年と比較すると「8割程度の回復に留まっている」とまとめている。
同調査は昨年1月から12月の観光客の入込状況について、年間入込客数が1000人以上見込まれる観光地735地点を対象に、県内各市町から寄せられた報告をもとに集計された。
同調査結果によると、県全体の年間延べ観光入込客数は4547万810人で、前年より846万3436人増加(対前年増減率22・9%)、そのうち延べ宿泊客数は355万8788人で、前年より98万2316人増加となった。
また、外国人延べ観光入込客数についても同感染症に関する入国制限が緩和されたことで8万2702人(同112・1%)と回復傾向が見られた。
昨年、宿泊施設以外で公表のあった年間観光入込客数が多かった施設は、「ラ コリーナ近江八幡」(近江八幡市)が7年連続1位(表参照)。その他、道の駅、公園や社寺などが多かった。
目的別では、密を避けやすい「自然」が対前年比増加率50・0%と高くなり、各地で再開された「行祭事・イベント」は対前年比250・3%と大幅に増加した。
市町別では全ての市町で前年と比較して増加、特に野洲市では「めんたいパークびわ湖」の開業などにより2倍以上増加した。一方、コロナ前と比較すると、守山市、栗東市、野洲市以外は減少したままとなっている。
県は同調査結果を基に今年の動向について「コロナ前の数値に迫るのではないか」とみている。







