東近江市からは1人と1団体が滋賀県文化奨励賞受賞
【県】 県民の文化の向上発展に対する顕著な功績や将来が期待される人や団体を県が表彰する「滋賀県文化賞」などの今年度受賞者が決定し、このほど県庁で贈呈式が催された。
県文化賞等は、1976年から毎年県が実施している取り組みで、多年(おおむね20年)にわたり優秀な作品を発表するなど文化活動において特に優れた業績をあげたことに対する「県文化賞」、多年(おおむね20年)にわたり文化活動の育成、普及などを通じて県民文化の振興に特に顕著な功績をあげたことに対する「県文化功労賞」、多年(おおむね10年)にわたり優秀な作品を発表するなど文化活動において優れた業績をあげ、将来が期待されることに対する「県文化奨励賞」、国内外の水準の高いコンクールや展覧会などで最優秀賞などの成績を収めるか将来を一層期待される活動に対する「県次世代文化賞」が設けられ、今年度を含むこれまで、芸術文化部門、郷土文化部門、学術などにかかわる個人294人、団体71団体が受賞している。
今年度、各賞を受賞したのは次の5人と3団体。
◆滋賀県文化賞=濱田弘明さん(63歳、高島市、芸術文化(美術))。
◆滋賀県文化功労賞=▽高橋利明さん(74歳、大津市、郷土文化(文化財))▽特定非営利活動法人大津祭曳山連盟(69年間活動、大津市、郷土文化(伝統芸能))▽フィガロホール(24年間活動、大津市、芸術文化(音楽))。
◆滋賀県文化奨励賞=▽奥田誠一さん(61歳、東近江市、芸術文化(美術))▽川合寺町桜画展開催委員会(20年間活動、東近江市、芸術文化(美術))▽日下部裕子さん(45歳、大津市、芸術文化(ネイルアート))。
◆滋賀県次世代文化賞=横井茂虎さん(20歳、ドイツ、芸術文化(音楽))。
贈呈式では三日月大造知事が「強い志を持つ皆さんのような人たちが滋賀の各地で、また世界で活躍され、文化芸術を通じて人や社会を元気にしてもらっていることをうれしく、誇らしく思う」と述べ、各賞受賞者に表彰状を贈った。
今回、東近江市から県文化奨励賞を受賞した奥田さんは立体を中心とした作品を精力的に制作し、数々の賞を受賞、全国区で長年にわたって優れた業績を上げている。今回の受賞に対し「とても光栄だ。美術家としてこれからも精進していきたい」と述べている。
また、同賞を受賞した川合寺町桜画展開催委員会は同町出身の画家・織田瑟々を広く知ってもらうため、毎年春に桜画展を開催し、織田瑟々の顕彰を通じて地域文化の振興とまちづくりに寄与している。同委員会の八木繁和代表は「地域の文化遺産として次の世代にも継承していきたい」と意気込んでいた。







