【全県】 一般財団法人日本穀物検定協会(事務局・東京都中央区)が公表する「2023年度産米の食味ランキング」がこのほど発表され、滋賀県産「みずかがみ」が最高ランクの「特A」に評価された。「みずかがみ」の特A評価獲得は2019年から4年ぶり。正式に評価される前段階の参考品種として評価された時も含めると6回目の受賞となる。
同ランキングは、1971年に始まった同協会による良質米づくり推進と米の消費拡大に役立てるための取り組みで、全国の産地から集まった多くの米(品種)を食味試験し、白飯の「外観、香り、味、粘り、総合評価」の6項目について、複数産地の「コシヒカリ」のブレンド米を基準に比較して評価される。同協会ではその評価結果を毎年取りまとめて発表。89年からはランキング最高位としての「特A」が創設され、特に良好「特A」、良好「A」、おおむね同等「‘A」、やや劣る「B」、劣る「‘B」の5段階で評価されており、「特A」は米の生産者や自治体にとって目指す目標となっている。
今回のランキングには全国から昨年度産米147産地品種がエントリーし、最終144産地品種が出品された。そのうち「特A」を獲得したのは43産地品種。
「みずかがみ」は、2013年から栽培が始まった県のオリジナル品種。昨年産で10周年を迎えた。
「みずかがみ」の「特A」獲得が決定したことに対し、このほど三日月大造知事と近江米振興協会、JA滋賀中央会、JA全農しがなど関係団体と栽培に関わっている県職員らが知事室で受賞を喜んだ。
県では、昨年は全国的な猛暑が米作にも影響を及ぼしたが、高温に強いという『みずかがみ』の特性がいかんなく発揮されたことと生産者と支援者が様々に試行錯誤を繰り返して育成してきたことが「特A」に返り咲いた一因となったとみている。
三日月知事は「10周年の節目となるこの機に私たちが誇る『みずかがみ』が特Aと評価されたことはとてもうれしく思う」とし、「何より、暑い時期も含めて丹精込めて作って頂いている生産者の皆さんに思いをはせたい」と感謝を述べた。続けて「今回の特A評価を機に、環境に優しい、買って食べておいしい近江米『みずかがみ』をさらに広くPRしていきたい」と喜びを語った。







