【全県】 県は12日、イネ縞葉枯病に関する今年度病害虫予察注意報を発表し、農業者に対し、(1)ほ場周辺の雑草の除草を行うこと。(2)窒素質肥料の多施用を避けること。(3)例年発病が多いほ場では育苗箱施薬すること。(4)発病株を認めたら、早期に抜き取ること。(5)6月下旬に発病が多い場合は、7月上旬までに薬剤を散布することを呼びかけている。
県内で同病の注意報が発表されるのは初。
同病はヒメトビウンカが媒介するウイルスが原因で発病する。イネの生育初期(幼穂形成期)に感染すると、生育不良や出穂の異常(穂の奇形や不稔)が起こり、減収につながる。また、発病後の防除はできない。
ヒメトビウンカは以前から県内全域で確認されているが、今年3月27日~4月2日にかけて県内33地点のほ場内の刈り株再生芽(ひこばえ)で採取したヒメトビウンカ越冬虫のうち、同病ウイルスの保毒虫が20・8%と例年より高かった。保毒虫は全県的に検出されている。
県病害虫防除所によると「向こう3か月の気象予報では、気温は高いと予想されており、本病を媒介するヒメトビウンカの発生に好適である。本病まん延防止にはヒメトビウンカの防除が必要」としている。






