東近江市の長澤祐さんら5人が新規認定
【全県】 優れた農業経営を行うとともに、若手農業者の育成のために活躍する「滋賀県指導農業士」として各市町からの推薦を受け、三日月大造知事から認定され5人が今年度から新たに活動をスタートした。
県では1976年に指導農業士制度を発足し、初年度に44人が知事の認定を受け、活動開始。翌年には地域における農業後継者の指導活動をより積極的に展開していくために組織的な活動が必要であるという自主的な気運が高まり、「滋賀県指導農業士会」が設立された。
指導農業士の主な役割は、県内各地における青年農業者への技術的、経営的な助言指導として尽力するとともに、県の自立農業経営者育成のための実践的期間となる県立農業大学校(近江八幡市安土町大中)での農家派遣研修の受け入れ農家として、学生への指導にあたる。
また、指導農業士会としては、農業に関する知識・技術の向上を図るとともに、指導者としての資質・能力を高めるための各種研修を行っている他、県農業の振興に必要な問題について研究協議し、行政施策と関係農業団体に対し意見の提言を行っている。
これまで、水稲、野菜、茶、畜産、花き、果樹など様々な分野の345人が認定され、4月15日現在、113人がそれぞれの地域で活動を展開している。
今年度新たに認定されたのは次の5人。掲載は認定番号順。各氏名(推薦市町)栽培品目。
▽田渕竹男さん(草津市)栽培品目=水稲・麦・大豆・野菜▽北脇真吾さん(野洲市)栽培品目=水稲・麦・大豆▽堤一弘さん(甲賀市)栽培品目=施設野菜▽長澤祐さん(東近江市)栽培品目=水稲・麦・大豆・野菜▽福原悠平さん(彦根市)栽培品目=水稲・麦・大豆・野菜。
このほど県公館で認定証授与式が行われ、新規認定者に県農政水産部の中田佳恵部長から認定証、滋賀県農業士会の廣部重嗣会長から会員プレートが贈られた。三日月大造知事からの認定証を代読した中田部長は「未来の県の農業の育成と地域の農業の発展に尽力してほしい」と期待を寄せていた。
東近江市から推薦され、今回認定された同市蒲生堂町の長澤さんは、11年前に祖父が営んでいた農地約35ヘクタールを引き継ぎ、弟とともに営農している。今回の認定を受け「多くのことを先輩に教わりながら、次を担う世代の力になれれば」と意気込んでいた。







