キーワードは「美」「優」「楽」マナーを守って滋賀の公園を楽しもう
【県】 県全体が一つの大きな公園となった姿を実現し、世界に誇れる公園を目指す県による公園の魅力再発見・向上の取り組み「水と緑と人でつながる公園“THE(ザ)シガパーク”」が進められている。県では「ぜひ、県内の公園で健康促進やくつろぎのひとときなど、様々に楽しんでほしい」と期待している。
県内には18の自然公園、22の都市公園・湖岸緑地の他、県が管理する様々な公園が点在している。県では、自然環境保全課、都市計画課、文化芸術振興課、子ども若者政策・私学振興課、スポーツ課、下水道課、森林政策課、イノベーション推進課がそれぞれ所管している公園を担当しているが、それらが連携することで、「効果的・魅力的な公園の情報発信と事業を実施していく」とし、昨年6月から「THEシガパーク」の取り組みを始めた。
「THEシガパーク」では2030年を一つの区切りとし、(1)【美】自然も施設もマナーも美しい公園!「うつくシガパーク」、(2)【優】誰にでも、自然にも優しい公園!「やさシガパーク」、(3)【楽】気持ちが楽になる、楽しい公園!「たのシガパーク」の3視点と▽部局横断・公園連携による「チームアップ」▽拠点的な公園機能強化と利便性の向上を図る「レベルアップ」▽市町・民間事業者・住民などと協働する「タイアップ」の3点で「県民をはじめとした滋賀県に生きる全ての生き物の暮らしと心を豊かにしている」姿の実現を目指す。
これまで、公園の魅力を発信するポータルサイト(文末二次元コード参照)やパンフレットを作成。また、今年3月には、誰でも一緒に遊べる「インクルーシブ遊具」として車いすから乗り移りやすいデッキや体を包み込むような形状で安心して滑れる滑り台などが一体となった複合遊具などを湖岸緑地堅田雄琴地区(衣川)に設置した。
一方、県内の公園では、マナーの悪い利用者により水場などが汚れ、維持管理コストがかさむといった「観光公害」のような課題も発生しており、県へ対応が求められている。
県では昨年2回、人気の高い湖岸緑地で駐車場を有料化する社会実験を実施したところ、「マナーの悪い人が少しでも減少する」と肯定的な意見が挙がった一方、「時間を気にして家族で楽しめない」などの否定的な意見も挙がった。
三日月大造知事は「公園の管理のあり方、利用のあり方で有料化も含めてどうすべきかは今年度も精力的に考えていきたい」と述べている。
県では現在、公園トイレの計画的な改善や子ども目線での公園改良なども議論を始めており、2030年までの施策ロードマップの作成も進めている。県は「多くの人が楽しめる公園としてマナーを守った利用に協力を」と呼びかけている。








