自然との共生をファンタジックに表現「滋賀の牧野富太郎」橋本氏を題材に
【東近江】 市民がつくる東近江創作ミュージカル2024「ギンランの花」(主催・県、びわ湖芸術文化財団、東近江市地域振興事業団)の制作発表が14日、八日市文化芸術会館で行われた。
このミュージカルは、市民の文化芸術活動を振興し、地域の魅力を発信することを目的に行われており、第1・2弾では東近江ともゆかりが深い「聖徳太子(厩戸皇子=うまやどのみこ)」をテーマに飛鳥時代と現代が交差する時空を超えた本格ファンタジーを情感たっぷりに熱演した。
第3弾となる今回はテーマを刷新。「滋賀の牧野富太郎(牧野氏はNHK朝の連続テレビ小説『らんまん』主人公のモデル)」と評される日野町出身の植物学者・橋本忠太郎氏を題材に、70年前の昭和時代にタイムスリップした大学生のユリと小学生のシズクが、植物学者と出会い、過去の人々との交流を通じて、変わりゆく故郷の風景と自然の大切さを見つめなおしていく物語をファンタジックに表現する。
第1・2弾に引き続き、演出脚本は中村暁氏(宝塚歌劇団演出家)、振付は村川知佐氏(振付家、ダンサー)、音楽は大町達人氏(作曲家、歌手)が手がける。
制作発表では主演ユリ役(ダブルキャスト)の吉田花さん(20)=京都市=、安井夏帆さん(15)=東近江市=、シズク役(同)の杉本藍佳さん(9)=愛荘町=、蜂谷香乃さん(10)=近江八幡市=、橋本忠太郎役の南出治義さん(51)=栗東市=など23人のキャストが発表された。
端洋一プロデューサーは「今回は誰もがミュージカルを楽しんでもらえるように多くの鑑賞サポート(音情報を文字にした字幕が見られるタブレットの貸し出し、目から入る情報のナレーションが聞ける音声ガイド席、車いす席、カームダウンスペースの設置など)に力を入れている。自然という身近な話題を取り上げるので、ぜひ多くの人に見に来てほしい」と意気込みを語っている。
公演日は9月7日、8日(八日市文化芸術会館)、14日(わたむきホール虹)で、時間は全日午後2時から。入場無料(要整理券)。問い合わせは、八日市文化芸術会館(0748―23―6862)へ。







