JICA海外協力隊1次隊に県から2人参加
【守山】 独立行政法人国際協力機構(JICA)の今年度海外協力隊1次隊に参加する守山市出身のボランティア派遣隊員2人がこのほど県庁で三日月大造知事を表敬訪問し、活動への意気込みを語った。
JICAでは、「アジア・アフリカ・中南米・大洋州・中東・欧州地域のために自分の持っている技術や経験を生かしてみたい」という強い意欲を持っている人を派遣し、現地での活動を支援している。県内からもこれまで550人が派遣されており、現在17人(うち1人がシニア案件)がそれぞれの赴任先での活動を継続している。
今年度1次隊として派遣されるボランティア隊員は、パラオ共和国で環境教育に取り組む土川友輔さんとカンボジア王国で看護師として活動する中村幸さんの2人。両者とも守山市出身で、ともに今月出発し、土川さんは2026年3月まで、中村さんは同年8月まで任務にあたる。
知事室を訪問した2人は、県の代表として赴任国での県の周知と国際交流のきっかけを作り、帰国後、県民のボランティアへの関心や赴任国に対する国際理解推進にも努める「しが国際協力親善大使」に三日月知事から委嘱された。
続いて行われた懇談で赴任先での意気込みを聞かれた土川さんは「国の廃棄物処理課に配属され、主に小学校を回りながらごみの削減や3R促進の取り組みを行う。県では高校教員をしていたので、太平洋戦争の激戦地だったパラオで平和学習にも力を入れ、学んできたい」と語り、中村さんは「現地の総合病院で看護師として配属される。主に整理整頓や注射器の針刺しなどの用法の対策に取り組む。東南アジアの中でもだんだんと発展して生きている国で、自身ができることを取り組んできたい」と語った。
三日月知事は「それぞれが志を持ち、培ってきたことを生かして活動されることを誇りに思う」と述べ、「またそれぞれの活動が滋賀県と現地との交流につながるよう期待している」と激励した。






