3C Vol・2 11月に守山で/チケット販売中
【守山】 公益財団法人びわ湖芸術文化財団(大津市打出浜)と文化・経済フォーラム滋賀(同)は11月9日午後2時~、県を題材に「弦楽四重奏×現代音楽」の切り口で新作を初演するコンサートシリーズ「3C(シーキューブ)vol・2~現代音楽と未来への《関》」をスティマー・ザール(守山市勝部5)で開催する。
同コンサートシリーズは同財団地域創造部がアーティストと連携し、「滋賀の魅力を掘り起し、滋賀から新しい表現に挑戦しよう」と取り組んでいる「びわ湖・アーティスツ・みんぐる」事業の一環。シーキューブとは「Current(現在)」、「Creation(創造)」、「Composition(構成)」の頭文字を元にした造語で、副題の《関(かん)》は関所を意味し、道のりを歩んでいく過程で様々な関門を通過した先に開かれる音楽をイメージして名づけられた。
第1回は昨年10月、「古典と現代音楽の《関》」をテーマに大津市で開催され、世界的評価を受ける作曲家の酒井健治氏が実際に比叡山を歩いて着想した弦楽四重奏曲が演奏され、好評を博した。
2回目の開催となる今年は、20世紀が生んだ歴史を背景に、作曲家が音楽に求めた自由と未来をロシアのアルフレッド・シュトニケ氏、ラトヴィアのペトリス・ヴァスクス氏、日本の三善晃氏の各弦楽四重奏曲で表現する。
さらに、国内から注目を集める作曲家の小出稚子氏が春に歩いた三上山から着想して作曲した弦楽四重奏曲「栖(すみか)」も初披露される。
演奏は、ヴァイオリン奏者の亀井庸州氏と松岡麻衣子氏、ヴィオラ奏者の安田貴裕氏、チェロ奏者の竹本聖子氏の現代音楽の最前線で活躍する4人が同コンサートシリーズのために結成した「ルリトラノオ四重奏団」が担当する。
このほど、作曲家小出氏や同四重奏団メンバーらが県庁で記者会見を開き、コンサートをPRした。メンバーらは「呼吸や祈り、静けさのような人間の深い部分に焦点を当てた音に浸ってもらえれば新しい発見があるのでは」と期待している。
チケットは一般3000円、24歳以下1500円。びわ湖ホールチケットセンターなどで販売中。問い合わせは同財団(TEL077―523―7146)へ。






