自治会や中学生1200人規模 災害想定した各種訓練を実施
【東近江】 五個荘地区の総合防災訓練が24日、五個荘中学校で行われた。地域の自治会や中学生、スタッフを含めた約1200人が訓練に参加し、万が一の時の対応に備えた。
愛知川沿線に位置する五個荘地区では、大雨による川の氾濫などが危惧されていることから、毎年、地区全体の自治会や地元の中学生が中心となった地域ぐるみの防災訓練を、五個荘地区まちづくり協議会主催で実施している。
今年も災害級の台風や豪雨による愛知川堤防決壊の恐れを想定した訓練を展開。避難指示を受けた住民らはまず各自治会で集合してから、避難場所の五個荘中学校グラウンドに移動し、炊き出しや給水、救護、消火訓練など、災害時に必要となる各種訓練を体験した。
この日は同校も防災教育の一環で登校日に指定し、全校生徒が訓練に参加した。生徒たちは地元の消防団員や市職員ら指導のもと、AED(自動体外式除細動器)の使用方法や、けがの応急処置、食料の配給などを住民らとコミュニケーションを取りながら積極的に行動した。
また、体育館では災害ボランティアセンター(市社協)の活動報告があり、災害時の対応を円滑に進めるためにも、日頃から地域のつながりを深めておく大切さが伝えられた。そのほかにも、大規模災害で起こりうる上下水道の断水も注意が呼びかけられ、災害時のトイレ対策として実際の簡易トイレを使用した防災も学んだ。
約2時間の訓練を終え、同まち協の安心・安全事業部の大橋保治会長は「防災は地域のつながりが非常に重要で、訓練したこの経験がいざという時、大きな違いが出てくる。日頃は交流の少ない地域と中学生たちが訓練で触れ合えることで強固な防災となれば」と話した。









