門田主将「楽しむことを力に」甲子園記念大会に印象刻んだ夏
【東近江】 夏の全国高校野球選手権大会でベスト8の成績を収め、その活気あふれるプレーと活躍で世間をにぎわせた滋賀学園硬式野球部の3年生22人の選手が30日、結果報告で東近江市役所を訪れた。
各都道府県の代表校49校が出場し、京都国際の初優勝で幕を閉じた夏の甲子園。15年ぶり2度目の出場を果たした滋賀学園は、有田工(佐賀)との大会開幕戦を勝利で飾り、その勢いで花巻東(岩手)、霞ヶ浦(茨城)と名だたる強豪校を自慢の守備と強打で制して同校初となるベスト8まで勝ち上がった。準々決勝で青森山田に惜敗したが、躍動した選手のプレーをはじめ、声援を送るスタンドの応援は一際輝きを放ち、甲子園開園100周年の記念大会に大きな印象を焼き付けた。
この日の報告会には、選手のほか同校の近藤芳治校長、硬式野球部の山口達也監督、山本智之部長が出席。
結果報告を受けた小椋正清東近江市長は「本当によく頑張ってくれた。勝ち上がるにつれ、たくましさを感じた。素晴らしい成績は日頃の鍛錬の結果。市民も応援で湧いた。青春時代を過ごした東近江市での3年間、これからの人生の大きな糧になることを期待しています」と伝え、出迎えた東近江市議会の西澤由男議長、東近江市スポーツ協会の久保九二雄会長からも労いの言葉が送られた。
その後、気迫のプレーを繰り広げた甲子園とは打って変わり、和やかな雰囲気で歓談が交わされた。その中で小椋市長の「きつかった試合は」との問いに門田侑也主将は「やっぱり開幕戦。初めての甲子園で試合の入り方、多くの観客の前での試合は緊張した」と当時の心境などを語り、大会を振り返った。
また、目標に掲げていた優勝に届かなかったことに悔しさをにじませるも、「東近江市民をはじめとする皆さんの応援が後押ししてくれた。自分たちの力だけではベスト8までこれなかった。選手全員から感謝を伝えたい」と思いを伝えた。
夏の大会を終えた3年生はチームを卒業し、この秋からは新チームの船出となる。後輩たちに向け門田主将は「プレッシャーがあると思うが、楽しむことが力に変わること、恐れずチャレンジし続けることを心がけて日本一を目指してほしい」と意思を託した。









