30日まで「レジデンス」開催
【近江八幡】近江八幡市安土町慈恩寺の浄厳院で10月26日~11月17日まで開催される「浄厳院現代美術展」(主催・AT ARTS)を前に、海外の作家が同寺の宿坊で生活しながら出展作品を制作する「レジデンス」が1日から始まった。
3年目を迎える今年は、ドイツからトーマス スロット マンさん(56)、スペインからイグナジ エステベさん(61)、セビ スビロスさん(63)、ニコ バシャツさん(53)、ウクライナからマリアー ルイーザ フィラトヴァさん(25)の5人の外国人アーティストが来院し、ワークショップなどを通して地域住民との交流や作品づくりに取り組んでいる。
5人の海外作家が来院
地域の中で文化交流
マルチメディアアーティストのトーマスさんは、空き家をテーマに古い家のイノベーションを提案する映像作品を、画家のイグナジさんは、興味がある植物や地域の歴史などの作品を、現代美術家のセビさんは、寺にあるものに新しい意味をもたすオブジェの制作を、サーカスのパフォーマーでもあるニコさんは、日本の伝統工芸の織物や織布などを活用した表現作品を、また、3年連続参加の画家・ルイーザさんは、これまでの作風を少し変えた風景画を制作する。
同展は、織田信長が創建したと伝わる浄厳院の歴史文化と寺特有の建築空間を活かし、国内外の作家の作品を紹介するもので5年目のことしは、対立の嵐を超え、新たな時代へ文化をひらく「時代」をテーマに開催する。
10月26日の初日は午前10時から浄厳院本堂前でオープニングセレモニーが行われ、あづち信長出陣太鼓の演奏や気功パフォーマンス、ルイーザさんのトークなどが開かれる。また、27日には宗茜(ソンチェン)さんのソプラノコンサート、11月2日には落語と作家座談会、3日には舞踊とライブ音楽、4日には演劇、9日と10日にはお茶会、16日には中国琵琶の演奏会、最終日の17日にはジャズコンサートが開かれる。
美術作品は、寺院の施設全体を会場に国内外から出展された様々な現代美術アート作品が数多く展示され、歴史ある寺院空間を生かした展示が見もの。
入場料・会期中フリーチケット1500円、学生1300円(中学生以下無料)、障がい者および介助者1人無料。前売りなし。詳しくはQRコード参照。










