友好親善使節団が活動報告
【東近江】今年で姉妹都市提携45周年を迎えた東近江市と米国ミシガン州・マーケット市。7月30日から8月7日にかけ、東近江市の友好親善使節団がマーケット市を訪問した。帰国後の報告会では、節目を記念した歓迎レセプションパーティーの様子やホームステイ先での交流などが語られ、双方の友好を改めて確認した。
姉妹都市提携が結ばれたのは、旧八日市市時代の1979年(昭和54年)8月13日。マーケット市は五大湖最大のスペリオル湖の南岸に面し、人口は約2万1千人、陸地面積は約30平方キロメートル。かつては鉱業で栄え、現在も歴史的建造物が並ぶ。市中心部には州立北ミシガン大学があり、東近江市から毎年1人が姉妹都市奨学生として派遣され、昨年度から東近江市にも同大学からの奨学生が訪れている。
これまでも相互間で友好親善使節団の派遣は幾度と行われ、東近江市からマーケット市への派遣は今回で30回目となった。小椋正清東近江市長を使節団団長に、副団長の西澤由男市議会議長、市職員、東近江国際交流協会会員、一般公募の市民の9人が参加し、約1週間、ホストファミリーに滞在しながら市庁舎や北ミシガン大学などを視察。これまで築いてきた友好関係を確かめながら新たな交流を育んだ。
10年ぶりの訪問となった小椋市長は「コロナ禍もあり、継続した交流に少し懸念を抱いていたが、マーケット市の方々はとても友好的に心から歓迎してくれているのを感じた。今後も姉妹都市関係を強化し、この国際交流が単に事業ではなく、国際的な視点を持った市の発展のためにも生かしていきたい」と報告。
西澤市議会議長は「自然に囲まれた中で豊かな時間を満喫する暮らしに、本当の豊かさについて考える機会となった」とホストファミリーでの体験を振り返り、「日本に飛び立つ最後まで心づくしのおもてなしに感動した。この45年間、双方が培ってきた歴史の積み重ねのたまものではないか。これからも深い交流関係を築いていきたい」と述べた。
一般公募で参加した三露恵里香さん(38)も「電化製品などが揃う便利な生活とは少し違い、ゆったりと心が豊かになる生活にすごく惹かれた。私の価値観を大きく変えた」と、快く時間を過ごすマーケット市民の暮らしに影響を受けた様子。大学生の深田美実さん(20)も「お互いの文化を理解しようとしているところに感銘を受けた」と貴重な体験を振り返った。(写真の一部は東近江市提供)











