カスハラ対策で選択可能に
【県】 県は職員が安心して働くことができる職場環境を整備することを目的に、8月30日以降、県職員が着用している名前札の表記を名字のみでも可とすることを決めた。
県人事課によると、来庁者がそうとう厳しい口調で職員に意見を述べたり、理不尽な要求を伝えるといった「カスタマーハラスメント(カスハラ)」が社会問題化していることや、SNS文化の発達により公務中の職員のフルネームがインターネット上に掲載されることで個人情報が特定されることにつながることへの懸念などから、これまで名前札の表記は「氏名」表記が原則だったものを「氏」のみの表記で可能とし、職務に応じて表記選択できるよう取り扱いを変更した。またひらがなのみだったふりがなにローマ字の使用も認めるとした。
定例記者会見で県職員の名前札の取り扱い変更について紹介した三日月大造知事は「まず、フルネームを表記しなくてもいい名前札を導入し、さらなる分かりやすさやいろんなことに配慮した書き方を追求していきたい」と述べた。
また、これまで明確な規定がなく、多くの職員が自費で作成していた名刺の取り扱いについても見直しがされ、原則公費負担で作成されることになった。






