高齢者の交通事故防止対策として
【県】 運転に不安を感じる高齢ドライバーの運転免許証の自主返納を促進することを目的に、県とJR西日本が協働し、自主返納者に交通系ポイントを付与する支援事業を今年9月15日~来年2月28日まで実施している。
県警が推進している運転免許証自主返納の取り組みを県とJR西日本が支援する。
対象者は実施期間中に運転免許証を自主返納した県内在住の75歳以上の人。県内の警察署か運転免許センター運転免許課の窓口で運転免許証の自主返納の申請をする際に、交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」を提示の上、所定の手続きを行うことで、翌月末にJR西日本各駅の券売機で提示した「ICOCA」にJR西日本グループ共通の「WESTER(ウェスター)ポイント(チャージ専用)」を1500ポイント付与することができる。
「WESTERポイント(チャージ専用)」は、「ICOCA」にポイントチャージすることで、1ポイント1円のチャージとして交通機関などで利用することができる。また、ポイントチャージする前に「ICOCA」を払い戻しした場合、そのカードに付与された「WESTERポイント(チャージ専用)」は失効し、別の「ICOCA」に引き継ぐこともできない。
県では、同事業に対し予算500万円を設定しており、約2660人の申請に対応できると見込んでいる。実施期間中であっても予算の上限に達し次第終了する。
県によると、県内の人身事故を伴う高齢者の交通事故状況は、今年1月~8月で601件発生しており、交通事故の全体の35%、死亡事故に限ると73%を占める。
定例記者会見で同事業について紹介した三日月大造知事は「改めて高齢者の交通事故防止対策が重要だ」とし、「この取り組みで高齢ドライバーが運転免許を返納され、公共交通機関をより利用するきっかけにしてもらえれば」と述べている。







