滋賀県介護現場革新サポートデスク新設
【県】 県は今月、県内介護事業者への様々な支援を一括し、適切な支援につなぐワンストップ型窓口として「滋賀県介護現場革新サポートデスク」を介護の日(11月11日)に合わせ、社会福祉法人滋賀県社会福祉協議会(草津市笠山7)に委託する形で新規開設した。県では「介護現場での困りごとについて、気軽に相談を」を呼びかけている。
業務の負担軽減と質の高いケアの実現へ
専門相談支援や体験展示会など実施
同窓口の主な業務は次の4点。
(1)「研修・企画」=介護現場革新を進めるために必要なテーマを絞った各種研修を企画する。
(2)「専門相談支援」=一定の要件を満たした介護職員が介護現場での業務改善などにかかる助言や支援を行う県独自の制度「しが介護現場革新などバイザー」や同窓口職員などが個別相談に対応する。「しが介護現場革新アドバイザー」制度は今年度から開始。現在、13人がアドバイザーとして活躍している。
(3)「体験展示会」=介護ロボットやICT(情報通信技術)機器などを展示、紹介する。介護利用者の移乗や入浴などを支援する介護ロボットや介護記録の作成を効率化させる音声入力が可能な介護ソフトなどを展示する。今年度は同窓口開設に先立ち、8月20日に米原市役所で開催された。県によると当日は100人以上が来場し、「メーカーから直接、話や説明を聞くことができてよかった」、「実際にロボットや機器を体験できてよかった」などの感想が寄せられた。
(4)「試用貸し出し支援」=介護ロボットやICT機器などを介護事業所内で試験的に利用するための支援。機器の相談から、メーカー企業の紹介まで対応する。利用者への適性確認や機器導入後の業務オペレーションの検討つなげられる。
また、このほか、ハローワークやシルバー人材センターなどとも連携をとりながら相談内容に応じた支援を実施していく。
三日月大造知事は定例記者会見で同窓口について「介護職員は専門性を生かして働きやすくなってよし、利用者は質の高いケアを受けられてよし、安定的な介護サービス提供体制が確保されて社会よしの『介護版三方よし』を目指していきたい」と述べた。
同窓口の受付時間は年末年始を除く平日の午前9時~午後5時。問い合わせは同窓口(TEL090―7407―5318)、またはメール(kaigosupport@shigashakyo.or.jp)へ。
取り組みの内容はホームページ(https://www.shigashakyo.jp/kaigosupport/)でも紹介している。また、SNSインスタグラムに「しが介護現場革新」の公式アカウント(文末二次元コード参照)を開設し、業務改善や生産性向上、各種補助金などに関する取り組みを身近に感じてもらえる情報を発信している。








