21日から店頭本格販売開始
【東近江】 東近江市奥永源寺地域で栽培した同市の花ムラサキを原料にしたオーガニックコスメの開発・販売を通じ、ムラサキの種の保存と限界集落の活性化に取り組んでいる地域企業「みんなの奥永源寺」(東近江市君ケ畑町、前川真司代表)と県内を中心に展開しているセレクトショップ「BORN FREE(ボーン・フリー)」(本社・彦根市戸賀町、堀江達哉代表)が連携し、このほど、世界水準の「リアルオーガニック・ナチュラル認証」を取得した日本唯一のオーガニックメンズコスメを開発した。両者は新ブランド「bobs ambient root(ボブス・アンビエント・ルート)」を立ち上げ、21日から本格的な商品の販売を始める。
このほど同企業の前川代表が県庁で記者会見を開き、新商品についてPRした。
同企業はこれまで美肌効果が期待されるムラサキを原料とする「紫根エキス」を用いた女性向け化粧品の開発、販売に取り組んできたが、地域からの「地元産素材を生かした男性向けの商品も欲しい」といった声に応じ、「ムラサキや政所茶など、地元の自然由来の素材で世界でも通用する男性向け化粧品を」と約1年間かけて商品開発に取り組んだ。
今回、誕生した商品は「ボブス フェイスウォッシュ(洗顔料)」(165ミリリットル、3850円)、「ボブス トナー(化粧水)」(100ミリリットル、4620円)、「ボブス オールインワンセラム(化粧水・オイル・乳液などを一つにしたもの)」(60ミリリットル、4730円)、「ボブス ボディクリーム」(150ミリリットル、5500円)、「ボブス スカルプエッセンス(頭皮ケア)」(150ミリリットル、5500円)の5種類。前川さんは「地元の自然由来で、深い森の中のような、渋く、ビターでセクシーな香りを作った」と語る。
各商品名の「ボブス」とは“基本中の基本”という意味の言葉で、“環境を構成する” という意味の「アンビエント」と、“源流”や“源”を意味する「ルート」を組み合わせ、「琵琶湖の源流を構成する自然由来のコスメが、利用する人の基礎を構成する源になってほしい」と願いを込め、新ブランドを名づけた。
同商品は今年11月、近江八幡市内で開催された「にっぽんの宝物滋賀県大会2024―2025」(滋賀県商工会連合会主催)のライフスタイル・デザイン部門でグランプリを受賞した。
今後、さらにブランド商品を増やしていく方針で、前川さんは「今までにないものを地域の素材から作ることができた。商品から地域のことや環境などについて思いをはせてもらえれば」と期待している。
同商品は21日から「ボーン・フリー」全店の店頭で販売が始まる。同日と24日には、三井アウトレットパーク滋賀竜王(竜王町薬師)内の同店舗で商品の体験会も実施される。
また、商品の周知を兼ね、20日まで支援金100万円を目標としたクラウドファンディング(https://camp-fire.jp/projects/798190/view)も実施しており、こちらでは支援者に対し、商品の割引きなどのリターンを予定している。








