東京から村松さん、京都から森島さん 経験を近江八幡のために生かす
【近江八幡】近江八幡市に新しい地域おこし協力隊員が着任し5日、市役所で委嘱式が行われた。
新隊員は、文化・芸術によるまちづくりの募集に応募した村松珠季さん(26)と森島善則さん(41)の2人。
東京都調布市から転入した村松さんは、東京の美術大学大学院で彫刻を専攻。卒業後は、美術作品の制作やアートプロジェクトの企画に従事。同大学の嘱託講師として学生の指導や社会人向けの教育プログラム、スタートアップ創出支援事業の運営、小学生向けワークショップの企画運営等に携わった経験がある。
協力隊員としては、市の地域資源を活用した美術作品の制作や美術の力を用いた学習体系の確立および経験プログラムの企画立案などに取り組む。
京都府精華町から転入した森島さんは、京都精華大学でデザインと写真を学び、卒業後は写真スタジオ勤務を経てフリーのフォトグラファーになり、京都市内で京町家や空き家、公共施設などを資源とした魅力を発信する企画運営に携わったほか、奈良県内の障がい者福祉施設に勤務し、障がいのある人の美術活動や商品開発の支援、展覧会の開催などの活動に取り組んできた。
協力隊員としては、アーティストが地域に根ざした活動が行える環境づくりの支援や地域住民と恊働したイベントの開催、映像による市内の文化芸術の記録や情報発信に取り組む。
委嘱式で小西理市長は「行政として文化、芸術、スポーツに力を入れており、お二人が持っておられる能力を自由に発揮していただき、活動の成果に繋げてください」と今後の活動に期待を寄せた。
村松さんは「私がやりたいと思っていることと市の協力隊員として期待されている内容がかなりの部分で合致しているなと感じています。その期待に応えられるよう自分自身も活動を楽しみ、成長できるよう頑張りたい」、また森島さんは「2016年のBIWAKOビエンナーレ展覧会に友人の作家が出展したことで近江八幡に関心を深め、隊員に応募しました。地元地域の資源を調査し、よしを使った和紙の写真用紙ができないかや瓦粘度の活用などでアートと文化が繋がる活動にも取り組みたい」と抱負を語った。
活動期間は12月1日から最長3年間。2人の着任で市内で活動する協力隊員は8人に増えた。







