県国土強靭化地域計画原案
【県】 県は、改訂版の滋賀県国土強靭化地域計画原案に対する県民の意見を募集している。県ホームページのほか、各合同庁舎行政情報コーナーなどで公表している。
意見の募集期間は来年1月18日までで、提出方法は、県ホームページ内「しがネット受付サービス」などで受け付ける。なお、概要は次の通り。
【基本的な考え方】
対象=大規模地震および風水害等、計画期間=2025年度~29年度。基本目標=▽人命の保護が最大限図れること、▽社会の重要な機能が致命的な障害を受けずに維持されること、▽県民の財産および公共施設に係る被害の最小化、▽迅速な復旧復興。
事前に備えるべき目標=▽あらゆる自然災害に対し、直接死を最大限防ぐ、▽救助・救急、医療活動が迅速に行われるとともに、被災者等の健康・避難生活環境を確実に確保することにより、関連死を最大限に防ぐ、▽必要不可欠な行政機能を確保する、▽経済活動を機能不全に陥らせない、▽情報通信サービス、電力等ライフライン、燃料供給関連施設、交通ネットワーク等の被害を最小限にとどめるとともに早急に復旧させる、▽社会・経済が迅速かつ従前より強靭な姿で復興できる条件を整備する。
【国土強靭化の推進方針】
■個別施策分野
▽行政機能/警察・消防等=県の業務継続に必要な体制の整備、危機管理センターの活用促進、災害関連情報の収集体制の整備・伝達機能の維持、要配慮者対策の推進、帰宅困難者対策の推進、被災者支援の充実、警察救出・救助部隊の災害対応能力の向上・資機材等整備など。
▽住宅・都市=住宅・建築物の耐震化対策、上水道・工業用水道施設の防災対策の推進、危険物対策の推進など。
▽保健医療福祉=災害時の保健医療福祉提供体制の充実、感染症の発生・まん延防止など。
▽エネルギー=自立・分散型エネルギーシステムの整備促進など。
▽産業=中小企業・小規模事業者の事業継続計画の策定支援。
▽交通・物流=主要幹線道路等ネットワークの整備、道路啓開体制の整備など。
▽農林水産=農地・農業水利施設の適切な保全管理、ため池の防災対策の推進、生産活動に対する渇水等対策の推進、水産業関係施設の機能保全など。
▽国土保全・土地利用=流域利水の推進、ダムの適切な管理・運用、渇水対策の推進、土砂災害対策の推進、山地災害対策の推進、盛土の安全性の把握・対策など。
▽環境=有害物質等対策の推進、浄化水槽の管理体制の整備、災害廃棄物処理体制の強化・充実。
■横断的施策分野
▽リスクコミュニケーション=防災研修・教育・交流等による地域防災力の向上、災害ボランティアの活動支援など。
▽老朽化対策=公共施設等マネジメント。
▽ デジタル活用=デジタル活用による事前防災の促進、迅速な避難支援。






