「夢のもてるまちに」と抱負 課題に公共交通の充実、農業収益向上など
【東近江】 東近江市長選挙が2日投開票され、無所属現職の小椋正清氏(73)が、いずれも無所属新人で前市議の桜直美氏(54)と、飲食業の今井幸雄氏(55)の2人を破り、4期目を決めた。当日有権者数は8万9142人、投票率は40・72%(前回44・68%)。
午後10時半頃、八日市東本町の小椋氏の事務所では、当選確実の一報が入ると、支援者から歓声が沸き上がった。
しばらくして姿を現わした小椋氏は支援者の拍手に包まれながら、満面の笑みで万歳三唱を行った。
この中で小椋氏は、「少子高齢化の中でクオリティをどう上げるのか。多様性と深い歴史を生かして夢の持てるまちにしたい」と抱負を述べ、課題として近江鉄道線や二次交通のバス・タクシーの充実、農業収益の向上、鈴鹿の森林保全による愛知川の環境改善など挙げた。
選挙戦で小椋氏の陣営は、市議会の保守系会派と公明会派、後援会が中心となって、県議会議員や国会議員と連携して組織戦を展開し、実績と安定を訴えた。
桜氏は、森の文化博物館計画の拠点整備に対して「凍結」、子育て環境の充実などを訴えたが、あと一歩及ばなかった。今井氏は、図書館の24時間開放や食事の無料提供などを掲げたが、広がりに欠けた。
一方、同市で初めての選挙戦となった市議補選(欠員2)は、ともに無所属新人のタレントの小梶昌巳氏(53)と元東近江市職員の沢居寛明氏(41)が、元職・新人4人による接戦を制した。









