薬物の危険性を写真や動画、人形劇で学ぶ
【日野】 日野町立必佐小学校でこのほど、6年生を対象にした「薬物乱用防止教室」が開かれた。
薬物乱用防止教育講師認定証を持つ堀江清一郎さん(日野ライオンズクラブ理事)を中心に毎年町内小学校から依頼を受けて実施している教室で、今年で11年目の取り組み。
当日は日野町少年センターの服部学所長、東近江警察署生活安全課の岡村歩さんも来校し、児童にわかりやすく薬物乱用の危険性を訴えた。
授業ではまず、病気やケガを治すための薬も決められた量や飲む時間を守らなければ十分な効果が発揮できないこと、適量を超えた過剰摂取は効果がないだけでなく身体に危険が及ぶことを説明し、その後、所持・使用が禁止された「危険な薬物」があることを示した。危険薬物による脳へのダメージは正常な脳の大きさとの比較や、薬物乱用者の字が震えた手記など見せて深刻さを伝え、「もし誰かに誘われたとき」は▽きっぱり断る、▽逃げる、▽(信頼できる大人に)相談する――ことをスライドや動画を用いて解説した。
授業を終えた飯島颯真さんは「薬物は本当にダメだと思った。薬物はしないし、もし友達がしていた時は注意する」と話し、忍足俊介さんは「薬物が危険なのは知っていたけどこんなに危険だとは知らなかった。友達に誘われたらきっぱり断って、言い切れない場合はすぐ逃げたい」と述べた。
東近江署の岡村さんは「他人事と思わず、自分ごととして心にとめてほしい」と呼びかけ、人形劇で復習をサポートした堀江さんは「薬物乱用をし始める低年齢化が進んでいる。取り返しのつかない過ちを犯さないために、子どもたちが危険性をしっかりと知っていることはとても大事。これからも(教室を)続けていきたい」と語っていた。








