滋賀学園 硬式野球部
【東近江】 8年ぶり3度目の春の選抜大会出場を果たした滋賀学園硬式野球部。昨年秋、8強入りした近畿大会の奮闘が評価されつかんだ甲子園の切符だ。3月18日の開幕を前に、「選抜にはまだまだ力が必要」と気を引き締める藤本聖人主将。「甲子園を前にチームのモチベーションも良い。全員の期待に応えられるようなプレーをしたい」と、チーム一丸で長い冬のトレーニングに励んでいる。
第97回選抜高校野球大会の選考委員会が行われた先月24日、野球部員をはじめ、保護者や学校関係者らが同校体育館に集まり、固唾をのんでそのときを待った。いざ出場が決まると、笑顔が弾けると同時に、選手らは闘志をふつふつと燃やしていた。
甲子園出場を受け、チームをまとめる藤本主将は「あの舞台でプレーできるうれしさがこみ上げた」とうれしさを見せる一方、昨年秋の近畿大会で敗戦した智弁和歌山との試合を振り返り、悔しさをにじませる。
滋賀学園は、新チームの登竜門となる秋の県大会を優勝し、次ぐ近畿大会の1回戦では大阪桐蔭に接戦の末に逆転勝利を収めるなど、攻守ともに粘り強い戦いぶりと闘志が高く評価され、選抜出場を決めた。しかし、2回戦の智弁和歌山には力の差を見せつけられる結果となった。
「個々の力量というものが足りていないと目の当たりにした。そこに課題を持ち、しっかり振る力、確実にアウトを取る守備力。チーム全員が気を引き締めて取り組むようにしている」とこの冬の強化ポイントを決めた。また、「ベクトルを合わせチーム一丸で」と主将としてのスローガンも掲げ、チーム全体を鼓舞する。
トレーニングも仕上げの段階に入り、チームは大舞台を見据えて実践を取り入れながら試合の感覚を研ぎすませている。
山口達也監督は「まずは一勝。目の前の試合に向かって戦えるだけの戦力を築いていきたい。出塁率にこだわった攻撃で、少ないチャンスをものにしたい」と意気込む。
選抜大会は3月18日に開幕。3月7日に組み合わせ抽選が行われる。








